スモモの栽培方法・育て方

スモモには大きく分けると、日本スモモと西洋スモモ(プルーン)があります。ここでは、日本スモモ(以後、スモモと呼びます)の栽培方法を紹介します。西洋スモモ(プルーン)の栽培方法はこちら

スモモの栽培時期

スモモは12~3月に苗木を植え付けて栽培します。暑さや寒さに強いので、全国で栽培できます。肥料は毎年、収穫後の9月と12月に施します。摘果は満開30日後と50~60日後の2回に分けて行います。収穫時期は6~8月です。完熟して果肉がやわらかくなった頃に収穫します。剪定の時期は12~2月です。

スモモの栽培カレンダー

植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

スモモの基本情報

名称 スモモ
科名 バラ科
分類 落葉樹
結実年数 3~4年
栽培環境 日当たりの良い場所で育てる。
花芽分化 7~8月頃。花芽は純正花芽。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 果肉がやわらかくなるまで完熟させてから収穫する。

生態・特徴

  • スモモの果実は生食のほか、ジャムや果実酒などに利用される。

  • スモモは自家結実性の品種が少ないため、一部の品種を除き、受粉樹が必要。梅やアンズ、桃でも受粉は可能。自家結実性のある品種でも、他品種を混植したほうが、結実率は高くなる。

  • スモモは暑さや寒さに強く、全国的に栽培可能だが、成熟期に雨が多いと裂果しやすくなるので、その時期に雨が少ない地域が栽培に適している。

苗木の植え付け

  • 苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。

  • 苗木は高さ50~60cmで切り返して植える。

肥料

  • 毎年、12月に有機質肥料、収穫後の9月に化成肥料を施す。

受粉

  • 自家結実性のない品種では、開花したら、異なる品種の花粉を筆先などにつけて、雌しべにすりつける人工授粉を行う。

摘果

  • 摘果は2回に分けて行う。

  • 最初の摘果は、満開後30日頃に行い、上向きのものや発育不良果、病害虫果などを取り除く。

  • 2回目の摘果は満開後50~60日頃に行い、最終的に小果の品種は5cm間隔に1果、中果の品種は8cm間隔に1果、大果の品種(サンタローザなど)は10~15cm間隔に1果を残す。

収穫

  • 果実が色づいて、やわらかくなるまで完熟させてから収穫を行う。

  • 収穫が早すぎると酸味が残る。

剪定

  • 剪定は12月上旬から2月下旬頃に行う。

  • 花芽は短果枝によくつく(7~8月頃)。

  • 剪定では込み合った部分の枝を間引き、樹冠内部までよく日が当たるようにする。

  • 長く伸びた枝は先端1/3くらいを切り返し、短果枝を多く発生させるようにする。

  • 仕立て方は開心自然形や棚仕立て(開張しやすい品種が適している)が向く。

スモモのおすすめ品種

彩の姫
園芸ネット
果重100~120g。1本でも結実する。
サンタローザ
花ひろばオンライン
果重100~150g。1本でも結実する。収穫は7月。
バイオチェリー
園芸ネット
果重20g。1本でも結実する。サクランボと西洋スモモの交配種。
貴陽
園芸ネット
テニスボールほどもある大実が特徴。果重は200g以上で最大300gにもなる。