サツマイモの育て方

サツマイモの写真
栽培の概略サツマイモは5月に苗を植え付けて栽培します。収穫時期は9月~11月です。葉がやや黄色くなり始めた頃に収穫します。肥料に窒素分が多いと、茎葉ばかりが成長して、芋の肥大が悪くなるので、肥料の与え過ぎに注意します。
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栽培カレンダー

サツマイモの栽培カレンダー
植え付け(関東) 収穫

基本情報

名称表記 サツマイモ、薩摩芋
科名 ヒルガオ科
栽培環境 日当たりのよい場所で育てる。高温・乾燥には強いが、過湿には弱い。適正な土壌pHは5.5~6.0。
発芽適温 発根には15℃以上必要
生育適温 芋の肥大適温は20~30℃
植付時期 5月
収穫時期 9月下旬から11月中旬頃。葉がやや黄色くなり始めた頃。
連作障害 少ない
収穫量の目安 1株あたり1kg

植付間隔

畝の大きさ 幅60~70cm(1条)、高さ30cmのかまぼこ型畝にする。
株間 30~40cm

苦土石灰散布量・施肥量

苦土石灰 不要
元肥の施し方 全面施肥
元肥 化成肥料(8-8-8)30g/m2、草木灰100g/m2。ただし、前作の肥料分が残っているようなところでは草木灰だけでよい。
追肥 不要

おすすめの品種

シルクスイート シルクのようになめらかな食感。甘味が強い。
紅はるか ねっとりした食感。甘みが強い。育てやすい。
パープルスイートロード 果肉が紫色。ややホクホク。多収。
クイックスイート 電子レンジでスピード調理できる。短時間の加熱で甘くなる。

生態・特徴

  • 中南米原産の高温を好む蔓性の野菜。
  • 芋(塊根)は苗の節から出た根が肥大したもの。
  • 吸肥力が強いため、肥料が少量でもよく育つ。
  • 肥料に窒素分が多いと、茎葉ばかりが成長して(つるぼけ)、芋の肥大が悪くなるので、肥料の与え過ぎに注意する。

サツマイモの育て方

土作り・畝立て

  • 植え付けの1週間前に畑を耕し、元肥を投入して、土とよく混ぜ、かまぼこ型の畝を立てる(全面施肥)。
  • 前作の肥料分が残っているようなところでは、元肥は草木灰だけでよい。
  • サツマイモは弱酸性の土壌を好むので、通常、苦土石灰の散布は必要ない。
  • 畝を立てたら、マルチ(黒マルチ)を張る。

植え付け

  • 苗の植え付けは5月頃に行う。
  • 茎が太く、7~8節あって、節間が適度につまっている苗を選び、植え付け前に苗の切り口を水につけて、十分に吸水させておく。
  • 支柱の先などを使って、畝の中央に苗の植え穴を斜め45度くらいの角度であけ、3~4節が埋まるように苗を挿し込んで、苗の植え付けを行う(斜め植え)。
  • 植え穴はマルチの上からあける。
  • 苗は畝と平行方向になるように植え、葉は地上に出す。
  • 植え付け後、1週間くらいで根付いて、蔓が伸びてくる。

追肥

  • 通常、元肥のみで追肥は施さない。

つる返し

  • 夏になり、伸びた蔓で通路が覆われるようになったら、接地した蔓の節から出た根を地面から引き剥がして、蔓を畝側へひっくり返す、つる返しを行う。
  • つる返しで葉が裏返しになっても自然に直るので、気にしなくてよい。
  • つる返しを行うことで、蔓の節から出た根が、土から過剰に養分を吸収し、つるぼけになることを防止する。

収穫

  • 9月下旬から11月中旬頃、葉がやや黄色くなり始めたら、収穫を行う。
  • 事前に試し掘りをして、芋が大きくなっていることを確認するとよい。
  • 蔓を刈り取り、芋を傷つけないようにスコップで掘り出す。
  • 霜がおりる前に収穫を終えるようにする。

長期保存する場合

  • 長期保存する場合は、芋を新聞紙でくるんで、発泡スチロールなどの箱に入れ、古毛布などをかぶせて(呼吸させるため箱は密閉しない)、湿度85~90%、13~15℃くらいの場所に置く。
  • 芋は10℃以下になると傷みやすくなる。

コンテナ栽培

  • 容量20L以上入るプランターや鉢で1株を栽培する。
  • 肥料袋などを利用した袋栽培も可能(底に水抜き穴をあけて使用する)。
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