モモ、ネクタリンの育て方・栽培方法

育て方・栽培方法
  1. モモ、ネクタリンの苗木の植え付け時期は12月(温暖地)と3月(寒冷地)です。苗木は50~60cmの高さで切り返して植えます。

  2. 蕾がふくらんできたら摘蕾を行います。摘蕾では上向きの蕾を取り除いて、下向きや横向きの蕾を残します。摘蕾をすることで養分の消耗を抑えて、果実の肥大を促進します。

  3. モモの花粉が少ない品種では、開花したら、人工授粉をします。

  4. 摘果は満開から3~4週間後と5月中・下旬頃の2回に分けて行います。最終的に30cm以上の長果枝は2果、20cm前後の中果枝は1果、15cm以下の短果枝は5本で1果を残すようにします。

  5. 摘果後、果実に袋かけをすれば、病害虫の被害や雨による裂果が防げます。

  6. 収穫時期は6~8月(モモ)と7~8月(ネクタリン)です。果実が色づいて、よい香りがしてきたら収穫します。

  7. 肥料は毎年、12月に有機質肥料、収穫後の9月に速効性の化成肥料を施します。

  8. 剪定時期は12~2月です。

モモの栽培カレンダー
ネクタリンの栽培カレンダー
植え付け収穫開花剪定
果樹名 モモ・ネクタリン
種類 落葉果樹
科目 バラ科
栽培適地 東北地方中部以南
実がなるまで 3年
受粉樹 モモは品種による。ネクタリンは不要
花芽分化 7~8月頃(花芽は純正花芽)

植え付け時期

  • モモ、ネクタリンの苗木の植え付け時期は12月(温暖地)と3月(寒冷地)。

  • モモは自家結実するが、なかには花粉が少ない品種がある。花粉が少ない品種を栽培する場合は、受粉樹として花粉の多い品種の混植が必要。

  • ネクタリンは1本でも結実するので受粉樹は不要。

  • モモ、ネクタリンは耐陰性が弱く、日陰では枝が枯れやすいので、植え付け場所には注意する。

MEMO

ネクタリンはモモの変種です。果皮に毛がなく、果実は皮ごと食べられます。

おすすめの品種

西遊記で孫悟空が食べたとされる扁平の桃”蟠桃”、花が八重咲きで美しい”ひなのたき”、皮ごと食べられるネクタリンの”ファンタジア”などがあります。

人工授粉

  • モモの花粉の少ない品種では、開花したら人工授粉を行う。

  • 人工授粉は樹全体の6~7割の花が咲いた頃に行い、花粉の多い品種の花を花粉の少ない品種の花につけて受粉させる。

収穫時期

  • 袋かけをした場合は、収穫の1週間前になったら袋を外し、果実を日光に当て着色させる。

  • 果実が色づいて、よい香りがしてきたら収穫をする。

剪定時期

  • モモ、ネクタリンの剪定時期は12月上旬から2月下旬。

  • 花芽は新梢の葉腋につく(7~8月頃)。特に中果枝や長果枝に花芽がよくつく。

  • 剪定では込み合う部分の枝や徒長枝などを間引き、樹冠内部に日が当たるようにし、そのほかの枝は先端に葉芽が2~3芽残るように切り返す。モモ、ネクタリンの剪定では、よく実がつく、中・長果枝を多くつくるようにする。

  • 仕立て方は変則主幹形、開心自然形などが向く。

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