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クランベリーの育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (易しい) |
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植え付け時期 | 3月 |
収穫時期 | 9月~11月 |
クランベリーの栽培カレンダー
植え付け収穫開花剪定
この記事の目次
クランベリーはこんな果樹
ツツジ科の常緑果樹。栽培適地は関東地方以北(夏に涼しい気候を好む)。明るい日陰でも育つが、乾燥には弱い。実がなるまで2~3年かかる。受粉樹は不要。花芽分化は7~9月頃(花芽は混合花芽)。
クランベリーは樹高20cm程度の小低木で、秋になると細い枝に1cm程度の赤い果実をつける。冬になると葉が紅葉し、春になると緑色に戻るが、落葉はしない。
クランベリーの育て方(1) 植え付け
クランベリーの苗木の植え付け時期は3月。
植え付け時の苗木の切り返しは不要。
自家結実性があり、1本でも結実するので、受粉樹は不要。
酸性土壌を好むので、植え付け時にはピートモスを土に混ぜて植え付ける。目安はpH4.0~4.5。
クランベリーの育て方(2) 人工授粉
1本でも結実するが、開花時に筆先で花の中をさわって人工授粉してやれば、実つきがよくなる。
クランベリーの育て方(3) 収穫
クランベリーの収穫時期は9~11月。
果実が赤く色づいて、少しやわらかくなった頃に収穫する。
収穫後は冷蔵庫に入れれば1~2ヶ月、冷凍庫ではさらに長く保存できる。
クランベリーの育て方(4) 肥料
肥料は毎年、2月に有機質肥料、8月に速効性の化成肥料を施す。
クランベリーの育て方(5) 剪定
クランベリーの剪定時期は1月上旬から2月下旬。
花芽は新梢の先端につく(7~9月頃)。
剪定は枯れ枝や込み合う部分の枝を間引く程度にする。花芽のついた枝先は切り返さないよう注意する。
仕立て方は低い垣根仕立てが向く。
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