カキの育て方

栽培カレンダー

カキの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称 カキ
画像
カキの写真
科名 カキノキ科
分類 落葉樹
結実年数 4~5年
受粉樹 必要(一部を除く)
栽培適地 日当たりの良い場所で育てる。東北地方以南で栽培できるが、甘柿は関東地方以西の温暖な地域が適地。適正な土壌pHは5.5~6.0。
花芽分化 7~8月頃。花芽は混合花芽。
植付時期 11月中旬から12月下旬、または3月
収穫時期 果実がオレンジ色に色づいた頃。

おすすめの品種

平核無 渋柿。果重180~220g。渋柿の代表的品種。収穫は10~11月。
太月 渋柿。果重450g。果汁多く食味良好。収穫は11月。
禅寺丸 不完全甘柿。果重100~130g。雄花あり。受粉樹に適する。収穫は11月。
富有 完全甘柿。果重180~220g。甘柿の代表的品種。収穫は11月。
太秋 完全甘柿。果重350~400g。雄花あり。収穫は11月。

生態・特徴

カキ(柿)には甘柿と渋柿がある。甘柿には、受粉して種が多く入るほど甘くなる「不完全甘柿」と、種が入っても入らなくても、常に甘くなる「完全甘柿」があり、渋柿には、種が入ってもごく一部しか渋が抜けない「不完全渋柿」と、種が入っても常に渋い「完全渋柿」がある。甘柿はそのまま生食できるが、渋柿は渋抜きが必要。

カキは耐寒性があり、東北地方以南であれば栽培ができる。ただし、甘柿は気温が高い地域でないと渋の抜けが悪いので(完全甘柿であっても幼果の時点では渋柿で、果実が生育する過程で自然に渋が抜けていく)、甘柿は関東地方以西の温暖な地域での栽培に適している。

カキは雌雄異花で、雄花と雌花の両方をつけるものと、雌花だけをつけるものとがある。カキは単為結果性(品種によって強弱がある)があるが、品種によっては受粉して種が入らないと、生理落果したり、果実の肥大や渋抜けが悪いので、雌花だけの品種の場合は、雄花をつける品種(禅寺丸や西村早生など)を受粉樹として植える必要がある。単為結果性の強い一部の品種(次郎、平核無、愛宕など)では、受粉樹は必要ない。

植え付け・肥料

苗木の植え付けは11月中旬から12月下旬頃、または3月頃に行う。苗木は60~70cmの高さで切り返して植える。カキの根は黒いのが特徴。肥料は毎年、12月に有機質肥料、7月と収穫後に化成肥料を与える。

摘蕾

開花の10日ほど前になったら、摘蕾を行う。摘蕾では蕾が1枝1個になるよう、小さな蕾や上向きの蕾を摘み取る。雄花は受粉に必要なので摘み取らないようにする。

受粉

着果を確実にする場合は人工授粉を行う。人工授粉は開花後3日以内に行い、雄花の花粉を雌花につけて受粉させる。ガクが小さいのが雄花で大きいのが雌花。

摘果

生理落果が終わる7月になったら、葉20~25枚に対して1果となるよう摘果を行う。変形果や病害虫果を果梗から切り取る。

収穫・渋抜き

収穫は果実がオレンジ色に色づいた頃に行う。渋柿の場合、渋抜きをするには、焼酎など35度以上のアルコール(エタノールでも可)にヘタの部分を浸したあと、ポリ袋に柿を入れて空気を抜いて密封し、20℃前後の室内に置いておくと1週間程度で渋が抜ける。40~42℃のお湯に半日~1日浸けておいても渋は抜ける(湯ぬき)。

剪定

剪定は1月上旬から2月下旬頃に行う。花芽は新梢の先端付近につく。剪定では間引き剪定を主体にする。徒長枝や込み合った部分の枝を間引き、樹冠内部までよく日が当たるようにする。カキは前年、実がついた枝には実がつかない(つきにくい)ので、前年、実がついた枝は先端を切り返し、新梢を発生させる。花芽のついた枝先は切り返さないよう注意する。仕立て方は開心自然形、変則主幹形などが向く。


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