果樹の育て方

イチジクの育て方・栽培方法

イチジクの写真 イチジクの育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。
栽培難易度 (易しい)
植え付け時期 12月上旬~3月下旬(温暖地)、3月(寒冷地)
収穫時期 6月~11月
イチジクの栽培カレンダー
植え付け収穫剪定
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イチジクはこんな果樹

  • クワ科の落葉果樹。栽培適地は東北地方南部以南。多湿に弱い。実がなるまで2~3年かかる。受粉樹は不要。花芽分化は5月頃から始まる。

  • イチジクには夏果専用種、秋果専用種、夏秋兼用種がある。夏果専用種は果実が6~7月の梅雨時期に熟し、秋果専用種は果実が8月以降に熟す。夏秋兼用種は果実が両方の時期に熟す。イチジクの花は果実の内側に咲くため、外側からは見えない。

  • 品種には、イチジクの代表的品種『桝井ドーフィン』、耐寒性が強い『蓬莱柿』、果実に縞模様が入る『ゼブラスイート』、糖度20~30度の極甘品種『ロードス』などがある。

イチジクの育て方(1) 植え付け

  • イチジクの苗木の植え付け時期は12月上旬から3月下旬(温暖地12~3月・寒冷地3月)。

  • 苗木は高さ50~60cmで切り返して植える。

  • 単為結果するため、受粉樹は必要ない。

  • 寒冷地では耐寒性の強い、蓬莱柿などの品種を選ぶと良い。

イチジクの育て方(2) 収穫

  • イチジクの収穫時期は6~11月。

  • 果実の先端が割れて、やわらかくなったものから順に収穫をする。

  • 果実は枝の基部のほうから先に熟していく。通常、着果後75~80日程度で成熟する。

  • 果実の成熟を早める場合は、果皮が黄緑色になった頃に、果実の先端の穴(目)に植物油(サラダ油やオリーブオイルなど)を1~2滴注入すると、1週間ほど早く収穫することができる(オイリング)。

イチジクの育て方(3) 肥料

  • 肥料は毎年、12月に有機質肥料、5月下旬から6月上旬と8月に速効性の化成肥料を施す。

イチジクの育て方(4) 剪定

  • イチジクの剪定時期は12月上旬から2月下旬。

  • イチジクの結果習性は一般的な落葉果樹とは異なるので、剪定には注意が必要。

  • イチジクの花芽分化(花序分化)は5月頃から始まり、花芽はその年に伸長するすべての新梢の葉腋(基部1~3節を除く)につく。秋果は新梢についた花芽が成長して果実となり、その年の8月以降に熟期を迎える。夏果は新梢の先端部についた花芽が越冬後、成長して果実となり、6~7月に熟期を迎える。

  • 秋果専用種は新梢を2~3芽残して切り返す。

  • 夏果専用種は枝を切ると実がつかないので、込み合った部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にする。

  • 夏秋兼用種は全体の半分の枝は切らずにそのまま残し、もう半分は新梢を2~3芽残して切り返す。

  • 枝を切るときは、節と節の中間で切るようにする。

  • 仕立て方には、樹高を低く抑える一文字仕立てや杯状仕立てなどが向く。

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