野菜の育て方・栽培方法#35 レンコン

育て方・栽培方法
  1. 種レンコンの植え付け時期は4月です。水管理のできる場所で木枠を組み、栽培用のプールを作って、種レンコンを植え付けます。1坪のスペースで2株栽培できます。

  2. 梅雨明け後、肥料不足であれば追肥を施します。

  3. 蒸発して水が減ったら、随時、水を足します。

  4. 収穫時期は10~3月です。茎葉が枯れたら収穫できます。

栽培暦
植え付け収穫
野菜名 レンコン
種類 根菜類
科目 ハス科
栽培スペース 1坪のスペースで2株
発芽適温 地下茎は8℃以上
生育適温 25~30℃。地下茎の肥大適温は25℃前後

植え付け時期

  • 種レンコンの植え付け時期は4月。

  • 植え付ける種レンコンには、観賞用の品種(花蓮)ではなく、地下茎の肥大性に優れた専用の品種(食用の品種)を使用する。

  • 種レンコンは重さが500~1000g、3節程度あって、2~3芽ついているものを選ぶ。植え付ける場所はプールのカド付近にして、芽はプールの内側に向ける(覆土10~15cm)。2株植えるときは、対角線上に植える。

  • 種レンコンの植え付け後、最初は浮き葉が出て、そのあとに立ち葉が出る。

MEMO

ハス(蓮)の地下茎が肥大したものをレンコン(蓮根)といいます。家庭でレンコン栽培をするには、水管理のできる栽培用のプールが必要です。

MEMO

ハスとスイレンは似ていますが、ハスは生育中に出る葉のほとんどが、立ち葉(水面から立ち上がる葉)なのに対し、スイレンでは、ほとんどが浮き葉(水面に浮く葉)なので見分けがつきます。また、ハスの葉には切れ込みはありませんが、スイレンの葉には切れ込みがあります。

おすすめの品種

肥大がよく多収の晩生種”備中”、濃桃色の八重咲花が美しい”誠蓮”などがあります。

栽培用のプール

  • レンコン栽培をするには、栽培用のプールを作る必要がある。1坪のスペース(約1.8×1.8m)があれば、2株栽培できる。

  • 植え付ける土には、粘土質の土(荒木田土など)や赤玉土(小粒)を使用する。土には完熟した腐葉土を混ぜ、よくこねて使用する。

  • 水管理ができる場所で、木の板を組み合わせて、正方形の木枠(高さは40~50cm程度)をつくる。木枠のカドの1箇所にはあらかじめ、水抜き用の切り込みを入れておく。木枠を組んだら、内側の四隅に板をあてて、地下茎の伸長を妨げるようなカドをなくす。

  • 植え付けの7~10日くらい前になったら、木枠内側にビニールシート(ブルーシートなど)を敷き、その中に深さが25~30cm程度になるように、用意しておいた土を入れ、元肥を投入して、土とよく混ぜる。元肥を混ぜたら、水を入れる(水深は5cm程度)。

  • 元肥にはIB化成など、緩効性の化成肥料(10-10-10)を使用する。量は200g/m²程度が目安。

追肥

  • 梅雨明け後、生育状況を見て、葉色が薄いなど、肥料不足の兆候がみられたら、追肥(化成肥料100g/m²)を施す。肥料不足でなければ、追肥は必要ない。

  • 水が汚れる原因になるので、肥料はプールの土中に埋めて使用する。

収穫時期

  • レンコンの収穫は10月以降、葉が枯れた頃から行う。水を抜いて土中からレンコンを掘り上げる。越冬させるときは、プールに水を張ったままにして、レンコンを凍らせないようにする。

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