レンコンの育て方

栽培カレンダー

レンコンの栽培カレンダー
植え付け(関東) 収穫

基本情報

名称 レンコン
画像
レンコンの写真
科名 ハス科
栽培適地 日当たりの良い場所で育てる。水管理のできる栽培用のプールが必要。適正な土壌pHは6.0前後。
生育温度 種子の発芽には最低18℃以上、地下茎の萌芽には最低8℃以上必要。茎葉の生育適温は25~30℃。地下茎の肥大適温は25℃前後。
植付時期 4月
収穫時期 10月以降。茎葉が枯れた頃。
連作障害
収穫量の目安

植付場所

栽培スペース 1株あたり最低でも畳1枚分以上のスペースが必要。

石灰散布量・施肥量

苦土石灰散布量 必要に応じて適量
元肥 緩効性の化成肥料(10-10-10)200g/m2(IB化成など)
追肥 肥料不足の場合のみ、緩効性の化成肥料100g/m2

生態・特徴

ハス科ハス属に属する多年生の水生植物。ハス(蓮)の地下茎が肥大したものをレンコン(蓮根)という。地下茎は10m以上も伸びる。家庭でレンコン栽培をするには、水管理のできる栽培用のプールが必要。植え付ける種レンコンには、観賞用の品種(花蓮)ではなく、地下茎の肥大性に優れた専用の品種(食用の品種)を使用する。

ハスとスイレンは似ているが、ハスは生育中に出る葉のほとんどが、立ち葉(水面から立ち上がる葉)なのに対し、スイレンでは、ほとんどが浮き葉(水面に浮く葉)なので、容易に見分けがつく。また、ハスの葉には切れ込みがないが、スイレンの葉には切れ込みがある。地下茎に穴(通気孔)が空いているのはハスで、スイレンには穴は空いてない。

土づくり

植え付ける土には、粘土質の土(荒木田土など)や赤玉土(小粒)を使用する。種レンコン植え付けの2~3ヶ月前に、土を8割、完熟した腐葉土を2割の割合で混ぜて、よくこねて寝かせておく。植え付けの2週間前になったら、土の酸度を測定し、適正な値でなければ、苦土石灰を適量、土に混ぜて、適正な値になるよう土の酸度調整を行う。

栽培用のプールづくり

家庭でレンコン栽培をするには、栽培用のプールを作る必要がある。栽培スペースは、最低でも1株あたり畳1枚分以上が必要。1坪のスペース(約1.8×1.8m)が確保できれば、2株栽培できる。

栽培用のプールを作るときは水管理ができる場所で、木の板を組み合わせて、正方形の木枠(高さは40~50cm程度)をつくる。木枠のカドの1箇所にはあらかじめ、水抜き用の切り込みを入れておく。木枠を組んだら、内側の四隅に板をあてがって、地下茎の伸長を妨げるようなカドをなくす。木枠のかわりに、レンガを積み上げて、プールを作ってもよい。

植え付けの1週間前になったら、木枠内側にビニールシート(ブルーシートなど)を敷き、その中に深さが25~30cm程度になるように、用意しておいた土を入れ、元肥を投入して、土とよく混ぜる。元肥を混ぜたら、水を入れる。水深は5~8cm程度にする。

植え付け

種レンコンの植え付けは4月頃に行う。種レンコンには重さが500~1000g、3節程度あって、2~3芽ついているものを使用する。植え付ける場所はプールのカド付近にして、芽はプールの内側に向ける(覆土は10~15cm)。2株植えるときは対角線上に植える。種レンコンの植え付け後、最初は浮き葉が出て、そのあとに立ち葉が出る。

種から育てる場合は、種の尖っていないほうをヤスリなどで中身が少し見えるまで削って、水の入ったコップに入れる。発芽したら、大きなバケツ(カドのない容器)などに土と水を入れて、植え付ける(覆土は2~3cm)。1つの容器には種1つだけを植える。種から育てた場合、収穫できるまでには3年ほどかかる。

追肥・管理

梅雨明け後、生育状況を見て、肥料不足であれば(葉色が薄いなど)、追肥を施す。肥料不足でなければ、追肥は必要ない。水が汚れる原因になるので、肥料はプールの土中に埋めて使用する。蒸発して水が減ったら、随時、水を足す。

収穫

収穫は10月以降、葉が枯れた頃から行う。水を抜いて土中からレンコンを掘り上げる。越冬させるときは、プールに水を張ったままにして、レンコンを凍らせないようにする。


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