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キクイモ(菊芋)の育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (易しい) |
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植え付け時期 | 3月下旬~4月中旬 |
収穫時期 | 10月~12月 |
キクイモの栽培カレンダー
植え付け収穫
この記事の目次
キクイモはこんな野菜
キク科の野菜。冷涼な気候を好み、寒さには強い。適正土壌pHは6.0~6.5。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、2~3年あける。
キクイモは秋になると開花し、その後に塊茎(芋)の肥大が始まる。
キクイモの育て方(1) 土作り
畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。
1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、幅80cm高さ10cm(1条植え)の畝を立てる(全面施肥)。
キクイモの育て方(2) 植え付け
キクイモの種芋の植え付け時期は3月下旬から4月中旬。
種芋を株間50cm、覆土5cmで植え付ける。
草丈は2m以上にもなるので、強風の当たる場所は避けて植える。
キクイモの育て方(3) 間引き
植え付け後、1株からたくさんの芽が出た場合は、取り除いて2~3本にする。
キクイモの育て方(4) 追肥
追肥はほとんど必要ない。
キクイモの育て方(5) 支柱立て
株が成長してきたら、倒伏を防ぐため、株の周囲に支柱を立てて紐で囲う。
キクイモの育て方(6) 収穫
キクイモの収穫時期は10~12月。
キクイモの収穫は茎葉が枯れてきた頃に行う。スコップなどで土の中から塊茎を掘り出す。掘り残すと、翌年、残した塊茎から萌芽するので注意する。
キクイモのプランター栽培
プランターで栽培する場合は、直径40x高さ30cmのプランターを使用して、1株を栽培する。
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