![]() |
コゴミ(クサソテツ)の育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
---|
植え付け時期 | 3月上旬~4月上旬 |
---|---|
収穫時期 | 4月(2年目以降) |
コゴミの栽培カレンダー
植え付け収穫(2年目以降)
コゴミはこんな山菜
コウヤワラビ科の多年草。10℃以下になると地上部が枯れる。暑さや乾燥に弱く、土壌が乾燥しない場所であれば半日陰でも日向でも育つ。適正土壌pHは6.0~6.5。
コゴミは春に伸びる若芽を食用にする。別名クサソテツともいう。冬になると、茎葉は枯れるが、春になると、根株から再び芽が出てくる。
コゴミは株から発生したランナー(ほふく枝)の先端に子株が形成され、株が増えていく。
コゴミの育て方(1) 植え付け
コゴミの根株の植え付け時期は3月上旬から4月上旬。
株間40cmで若芽が隠れない程度に根株を植え付ける。
通常、植え付け1年目は根株を養成し、収穫は2年目の春からとする。
コゴミの育て方(2) 肥料
肥料は毎年、春の若芽が伸びる前に施す。
コゴミの育て方(3) 収穫
コゴミの収穫時期は4月(2年目以降)。
草丈10~15cmの頃に収穫を行う。葉が巻いた状態の若芽を根元から摘み取る。
2番芽(最初の収穫から10日くらいたつと出てくる)は摘み取らないで、そのまま伸ばす。