サトイモの育て方・栽培方法

育て方・栽培方法
  1. サトイモの種芋の植え付け時期は4~5月です。種芋には芽出ししたものを使用すると、生育にばらつきが出なくなります。種芋は株間30~45cmで植え付けます。

  2. 本葉5~6枚になったら、芋を太らせるため、株元に5cmの土寄せをします。最初の土寄せから1ヵ月後、さらに10cmの土寄せをします。

  3. 土寄せのたびに追肥(化成肥料30g/m²)を施します。

  4. 収穫時期は10~11月です。スコップを使って芋を掘り出します。収穫した芋は長期保存して、翌年の種芋にすることもできます。

  5. 土寄せ不要のマルチ栽培もできます。

  6. プランターで栽培する場合は、幅70x奥行30x高さ30cmのプランターで2株を栽培します。

栽培カレンダー
植え付け収穫
野菜名 サトイモ
種類 根菜類
科目 サトイモ科
栽培特性 乾燥に弱い高温多湿を好む
適正土壌酸度 pH6.0~6.5
苦土石灰 100g/m²
元肥の施し方 置き肥
元肥 牛糞堆肥200g、化成肥料(8-8-8)30g
栽培スペース 幅100cmの栽培スペース(1条)。水はけのよい畑では畝を立てる必要はない
発芽適温 25~30℃。発芽の最低温度は15℃
生育適温 25~30℃。芋は5℃以下で腐敗する
連作障害 4~5年
収穫量 1株あたり20個

植え付け時期

  • サトイモの種芋の植え付け時期は4月中旬から5月上旬。

  • 栽培には幅100cmの栽培スペース(1条植え)が必要。栽培スペースには苦土石灰を施しておく。

  • 植え付け当日になったら、栽培スペースの中央に幅と深さが15cm程度の溝を掘り、そこに種芋の芽を上にして並べる。種芋と種芋の間に元肥を置いて(元肥が種芋と接触しないようにする)、溝を埋め戻す。覆土は7~8cmにする。通常、芽が出るまでには3~4週間ほどかかる。

MEMO

サトイモは種芋から伸びた茎葉の基部に親芋ができます。その後、その親芋に子芋がつき、子芋に孫芋がつきます。品種には、親芋を食べる品種、子芋を食べる品種、子芋と親芋の両方を食べる品種、葉柄を食べる品種があります。

おすすめの品種

福井県大野地方の在来種で子芋がたくさんできる”大野いも”、親芋と子芋が一つの塊になる”やつがしら”、芋が細長い”京いも”などがあります。

芽出し

  • サトイモは芽出ししていない種芋を植えると、生育にばらつきがでたり、土中で種芋が腐敗して欠株が出たりすることがあるので、種芋には芽出ししたものを使用するとよい。

  • 種芋の芽出しをする場合は、植え付けの1ヶ月ほど前に行う。コンテナに用土を入れ、芽部を上にして種芋を仮植えして(覆土2~3cm)、水をかけて、透明のビニールで覆う。日中は日当たりのよい場所にコンテナを置き、夜間は室内に取り込む。芽が3~4cmほど出たら、植え付けをする。

収穫時期

  • サトイモの収穫は10月上旬から11月下旬頃に行う。茎を刈って、株から少し離れたところにスコップを入れて、芋を掘り出す。霜が降りる前までに収穫を終えるようにする。

  • 芋を翌年の種芋にするため、長期保存する場合は、水はけのよい場所に深さ60cm程度の穴を掘り、底にモミガラを入れる。芋の茎部を下にして積み重ね(親芋と子芋はバラさない)、穴をモミガラで埋めて、20cmほど盛り土をする。親芋も種芋として利用できる。

マルチ栽培

  • サトイモ栽培では通常、生育中に土寄せをする必要があるが、土寄せをする必要のない省力的な栽培方法もある(マルチ栽培)。

  • マルチ栽培をするときは、肥料を入れた畑に幅60cm、高さ20cmくらいの畝を立てて黒マルチを張る。マルチの上から、深さ20cmくらいの植え穴をあけて、種芋の芽を上にして、15cm覆土(マルチ面から種芋の上まで15cm)して種芋を植え付ける。植え付けには芽出しした種芋を使用する。

  • 深めに植えることで、本来必要な土寄せ作業を省くことができる。張ったマルチは収穫まで除去しない。

プランターで栽培する場合

  • サトイモをプランターで栽培する場合は、幅70x奥行30x高さ30cmのプランターを使用して、2株(株間30cm)を栽培する。生育中に増し土をするので、植え付け時にその分のスペースを空けておく。

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