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ウルイ(オオバギボウシ)の育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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植え付け時期 | 3月上旬~4月上旬 |
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収穫時期 | 4月~5月(2年目以降) |
ウルイの栽培カレンダー
植え付け収穫(2年目以降)
ウルイはこんな山菜
キジカクシ科の多年草。生育適温は15~25℃。半日陰で湿り気のある場所を好む。
ウルイは葉が開く前の若芽(葉・葉柄)を食用にする。別名、オオバギボウシとも呼ばれ、観賞用にもなる。冬になると、茎葉は枯れるが、春になると、根株から再び芽が出てくる。
ウルイの育て方(1) 植え付け
ウルイの根株(苗)の植え付け時期は3月上旬から4月上旬。
株間30cmで根株(苗)を植え付ける。
植え付け1年目は株を養成し、2年目の春から収穫する。
ウルイの育て方(2) 肥料
肥料は毎年、春の若芽が伸びる前に施す。
ウルイの育て方(3) 収穫
ウルイの収穫時期は4~5月(2年目以降)。
葉が開く前の若芽を株元から切り取って収穫する。萌芽前に株元に土寄せ(籾殻で代用してもよい)をしておけば、軟白されたやわらかい若芽を収穫できる。
収穫のときは、すべての若芽を切り取らないで、1株あたり1~2芽程度、残しておく。
ウルイの育て方(4) 株分け
株分けは4年に1回を目安に行う。春の萌芽前に1株を2~3芽に分割する。