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ナバナ(菜花)の育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (ふつう) |
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種まき時期 | 8月下旬~10月中旬 |
収穫時期 | 10月~3月 |
ナバナの栽培カレンダー
種まき収穫
ナバナはこんな野菜
ナバナの育て方(1) 土作り
畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。
1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、高さ10cmの畝を立てる(全面施肥)。
ナバナの育て方(2) 種まき
ナバナの種まき時期は8月下旬から10月中旬。ナバナは低温にあうことで花芽ができて、とう立ちするので、秋まきで栽培するのが一般的(低温が必要ない品種もある)。
種は株間20~30cm、条間30~40cmで1箇所4~5粒の点まきにする。発芽後、順次間引いて、本葉4~5枚になったら1本立ちにする。発芽には3~5日かかる。
セルトレイ(128穴)で育苗する場合は、1粒ずつまいて、本葉2~3枚になったら定植をする。育苗期間は2週間前後。
ナバナの育て方(3) 追肥
追肥(化成肥料30g/m²)は本葉4~5枚の頃に施して、さらに、収穫が始まったら1ヶ月に1回施す。
ナバナの育て方(4) 収穫
ナバナの収穫時期は10~3月。
花茎が伸びて、蕾が膨らんできた頃に収穫をする。開花前の花茎を10~20cmの長さで摘み取る。収穫後、わき芽(側枝)が次々と伸びてくるので、同様に収穫をする。
オータムポエム(アスパラ菜)やコウサイタイ(紅菜苔)、サイシン(菜心)の場合は、花が1~2輪、咲いた頃に収穫をする。
ナバナのプランター栽培
プランターで栽培する場合は、幅65cmの標準プランターを使用して、3株(株間20cm)を栽培する。