ブルーベリーの育て方

栽培カレンダー

ブルーベリーの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称 ブルーベリー
画像
ブルーベリーの写真
科名 ツツジ科
分類 落葉樹。樹高はラビットアイが1~3m、ハイブッシュは1~2m、半樹高ハイブッシュは1m以下、ローブッシュは15~60cm。
結実年数 2~3年
受粉樹 必要(一部を除く)
栽培適地 日当たりの良い場所で育てる。北部ハイブッシュと半樹高ハイブッシュは関東地方以北、南部ハイブッシュとラビットアイは関東地方以西での栽培に向く。適正な土壌pHはハイブッシュが4.3~4.8、ラビットアイが4.3~5.5。
花芽分化 7~9月頃。花芽は純正花芽。
植付時期 11月中旬から12月上旬、または3月
収穫時期 果梗部のつけ根まで濃い藍色に色づいた果実から収穫する。

おすすめの品種

ティフブルー ラビットアイ。中果。食味に優れる。収穫は8~9月。
チャンドラー 北部ハイブッシュ。特大果。果実は500円玉サイズ。収穫は6~7月。
エリザベス 北部ハイブッシュ。大果。食味に優れる。収穫は7月。
サンシャインブルー 南部ハイブッシュ。中果。花はピンク。半常緑性。収穫は6~7月。
ピンクレモネード ハイブッシュとラビットアイの交配種。中果。果実がピンク色。収穫は6~7月。

生態・特徴

ブルーベリーは北アメリカ原産のブッシュ状に育つ落葉低木で、果実は生食のほか、ジャムやジュース、お菓子の材料などに利用される。果実には目によいとされるアントシアニンが豊富に含まれ、健康食品としても人気がある。

ブルーベリーは、ハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリー、ローブッシュブルーベリーの3つの系統に分けられる。さらにハイブッシュブルーベリーは、北部ハイブッシュ、南部ハイブッシュ、半樹高ハイブッシュの3つに分けられる。それぞれに適した栽培地域があり、北部ハイブッシュと半樹高ハイブッシュは寒冷地での栽培に向き、南部ハイブッシュとラビットアイは温暖地での栽培に向く。特に半樹高ハイブッシュは耐寒性が強く、積雪地帯でも栽培が可能。ローブッシュはワイルドブルーベリーともいわれる野生種で、主に加工用として利用される。

ハイブッシュは自家受粉するが、ラビットアイは自家受粉しにくいので、同系統のなかから受粉樹となる他品種を混植する必要がある(ラビットアイとハイブッシュ間では通常、受粉しない)。また、ハイブッシュでも受粉樹があったほうが、大きな実になる。果実はラビットアイよりハイブッシュのほうが大粒で品質も良いものが多く、ハイブッシュは6~7月頃に成熟し、ラビットアイは7~9月頃に成熟する。

植え付け・肥料

苗木の植え付けは11月中旬から12月上旬頃、または3月頃に行う。苗木は高さ40~50cm程度で切り返して植える。酸性土壌を好むので、植え付け時にはピートモスを土に混ぜて植えつける。ブルーベリーの根は浅根性で乾燥に弱いため、株元をバークチップやワラ、落ち葉などでおおって、乾燥を防ぐようにする。肥料は毎年、12月に有機質肥料、3月と収穫後に化成肥料を与える。

受粉

他品種を混植してあれば虫媒などで自然に受粉するが、開花したら、筆先で花の中を交互にさわり、人工授粉をすれば、より確実に実がつく。

収穫

果実が濃い藍色になり、果梗部のつけ根まで色づいたものから収穫を行う。熟した果実は指でつまむと、簡単に果梗部からとれるようになる。ブルーベリーの果実は熟期にバラつきがあり、いっぺんに成熟しないので、熟したものから先に収穫する。収穫した果実をすぐに生食しない場合、袋に入れて冷蔵すれば10日程度保存できるが、それ以上、保存する場合は冷凍保存にする。

剪定

剪定は夏季(6月頃)と冬季(12月上旬から2月下旬頃)に行うが、植え付けから1~2年は、株を充実させるため、剪定はほとんど行わない。花芽は新梢の先端付近につくので、枝に花芽がついた場合は切り返して、植え付けから1~2年は結実させないようにする。

本格的な剪定は3年目から行う。夏季剪定では、実をつける枝を増やすため、新梢の先端を1/3程度切り返す。切り返すことで、枝が分岐し、枝につく花芽の数が増える。冬季剪定では、込み合った部分の枝を間引き、樹冠内部までよく日が当たるようにする。3~4年、実をつけたシュート(株元から出る枝)は実つきが悪くなるので、株元から間引いて、新しいシュートに更新する。仕立て方には株仕立てが向く。


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