ピーマン・カラーピーマン・パプリカの育て方

栽培カレンダー

[ピーマン]
ピーマンの栽培カレンダー
[カラーピーマン]
カラーピーマン(パプリカ)の栽培カレンダー
植え付け(関東) 収穫

基本情報

名称 ピーマン / カラーピーマン
画像
ピーマンの写真パプリカの写真
科名 ナス科
栽培適地 日当たりのよい場所で育てる。暑さには強いが、乾燥には弱い。適正な土壌pHは6.0~6.5。
生育温度 発芽適温は25~30℃。生育適温は20~30℃。
植付時期 5月
収穫時期 ピーマンは開花後15~20日程度、実の長さ6~7cmの頃。カラーピーマンは果実全体が色づいて完熟した頃。大果のパプリカで開花後60日程度。
連作障害 あり(3~4年)
収穫量の目安 1株あたり50個(ピーマン)

植付場所

畝のサイズ 畝幅(上面幅)60cm、畝の高さ10cm(1条植え)。
条間 2条植えにするときは畝幅を広げて条間60cmにする。
株間 50cm

石灰散布量・施肥量

苦土石灰散布量 100g/m2
元肥の施し方 溝施肥
元肥 化成肥料(8-8-8)100g/m2、ようりん50g/m2、完熟牛ふん堆肥3kg/m2
追肥 化成肥料30g/m2(1回あたり)

おすすめの品種

京みどり 果重30g。ピーマン。果肉はやや薄めでやわらかい。生育旺盛で多収。
ピー太郎 果重40g。別名こどもピーマン。苦みやピーマン臭が少ない。子供にも食べやすい。
デカチャンプ 果重200~250g。特大サイズのピーマン。苦味が少なく、肉厚で甘みがある。
セニョリータ 果重50g。柿のような形のフルーツパプリカ。着果性に優れる。
フルーピーレッドEX 果重120g。赤色パプリカ。耐病性があり、栽培容易。

生態・特徴

ピーマンはトウガラシを改良してつくられたもので、ナス科トウガラシ属に属するトウガラシの一種。一般的な緑色のピーマンは未熟果を収穫したものだが、赤く完熟するまで待てば、カラーピーマンとして利用することもできる。(関連記事:トウガラシ・シシトウの育て方

一般的な緑色のピーマンと異なる色のピーマンのことをカラーピーマンという。そのなかでも、大果で肉厚のベル型ピーマンをパプリカという。カラーピーマンにはいくつかの色(赤、黄、オレンジ、紫、白など)や形(ベル型、扁平型、くさび型など)があり、完熟果または未熟果を収穫して、サラダや炒め物などに利用する。特に完熟果の赤、黄、オレンジの3色は、見た目も鮮やかで甘みもあり、人気が高い。ただし、完熟させてから収穫するため、開花から収穫までの期間が長く、それだけ株に負担もかかる。

土作り・畝立て

畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を適量散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。1週間前になったら、畝を立てる場所の中央に幅15cm、深さ20cmの溝を掘り、そこに元肥を投入して、土を埋め戻し、その上に畝を立てる(溝施肥)。

種まき・植え付け

ピーマン類は発芽に高温が必要で、育苗に要する日数も長いため(70~80日程度必要)、市販の苗を購入して5月頃に植え付けるのが一般的。植え付け後、仮支柱を立て、苗を固定する。

種から育てる場合は、セルトレイに1粒ずつ種をまき(覆土は5mm程度)、発芽して本葉が出たらポットに植え替え、本葉10枚程度になるまで育苗したのち定植をする。育苗日数は70~80日程度。気温の低い時期は保温して育てる。

仕立て方・追肥

苗が成長して一番花が咲く頃になったら、勢いのある枝3本を主枝として伸ばす、3本仕立てにする。支柱を合計3本(中心に1本、X状に交差するように2本)立てて、それぞれに1本ずつ主枝を誘引する。

ピーマン類は一番花が咲くと、そこから2本、または3本に分枝する。2本に分枝した場合は、その2本と、一番花のすぐ下から発生するわき芽(側枝)を1本伸ばして、3本仕立てにする。3本に分枝した場合は、その3本をそのまま伸ばして3本仕立てにする。いずれの場合も、誘引する3本の主枝より下のわき芽(一番花より下のわき芽)は全部摘み取る。

追肥は実がなり始めたら、2週間に1回程度施す。

摘花

草勢を強くするため、カラーピーマンでは摘花を行う。大果のパプリカの場合は三番花まで、セニョリータの場合はニ番花まで、小果のカラーピーマンでは一番花までを摘花する。

収穫

ピーマンの収穫は開花後15~20日程度、実の長さが6~7cmになった頃に行う。株の成長を促すため、一番果は小さいうちに収穫するとよい。

カラーピーマンの収穫は果実全体が色づいて完熟した頃に行う。大果のパプリカでは開花後60日程度が目安。生育中、草勢が弱くなってきたら、未熟果を収穫するようにして、株の負担を減らす。

コンテナ栽培

直径と深さが30cm以上ある鉢(野菜鉢 深型330など)を使用して、1株を栽培する。


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