ナツミカン、アマナツ、ハッサクの育て方・栽培方法

育て方・栽培方法
  1. ナツミカン、アマナツ、ハッサクの苗木の植え付け時期は3~4月です。苗木は高さ50~60cmで切り返して植えます。

  2. ハッサクは開花したら、人工授粉します。

  3. 摘果は生理落果後の7月下旬から8月中旬頃に行います。ナツミカン、アマナツでは葉100~120枚あたり1果、ハッサクでは葉80~100枚あたり1果になるように傷果や小玉果などを取り除きます。

  4. 収穫時期は12~1月です。収穫後、貯蔵して減酸させてから食べます。暖地では樹上越冬させて、2~5月頃に収穫することもできます。

  5. 肥料は毎年、3月に有機質肥料、6月と10月下旬から11月上旬に速効性の化成肥料を施します。

  6. 剪定時期は3月です。

栽培カレンダー
植え付け収穫開花剪定
果樹名 ナツミカン・アマナツ・ハッサク
種類 柑橘類
科目 ミカン科
栽培適地 関東地方南部以西(アマナツは年平均気温が16℃以上で冬の最低気温が-5℃以下にならない地域。ハッサクは年平均気温が15.5℃以上で冬の最低気温が-5℃以下にならない地域)
実がなるまで 4~5年
受粉樹 ナツミカン、アマナツは不要。ハッサクは必要
花芽分化 1~3月頃(花芽は混合花芽)

植え付け時期

  • ナツミカン、アマナツ、ハッサクの苗木の植え付け時期は3月下旬から4月上旬。

  • ナツミカン、アマナツは自家結実性があり、1本でも結実するため、受粉樹は不要。

  • ハッサクは自家結実性が低いので、ナツミカンやアマナツなどの受粉樹の混植が必要。単植では種子のない小さな果実になる。

MEMO

ナツミカンは山口県で発見された柑橘類で、別名、夏ダイダイとも呼ばれます。果実は400~500g程度と大きく、酸味が強いのが特徴です。アマナツと違って、ナツミカンの果実が店頭に並ぶことはほとんどありません。

MEMO

アマナツ(甘夏)はナツミカンの枝変わり(変異種)で、ナツミカンより、酸味が少なく食べやすいのが特徴です。別名、川野夏ダイダイとも呼ばれます。

おすすめの品種

甘夏よりも酸味が少なく食べやすい”紅甘夏”、八朔の枝変わりで普通の八朔より糖度が高い”紅八朔”などがあります。

人工授粉

  • ハッサクは開花したら、ナツミカンやアマナツなどの花粉を用いて人工授粉する。人工授粉することで、実つきがよくなり、果実も大きくなる。

収穫時期

  • ナツミカン、アマナツ、ハッサクは寒害をうけないように、12月中旬から1月上旬頃に収穫する。収穫後、貯蔵して減酸させてから食べる(ハッサクの場合は5℃で1~2ヶ月貯蔵)。

  • 暖地では樹上越冬させて、アマナツ、ハッサクは2月から3月頃、ナツミカンは4月から5月頃に収穫して食べるとおいしい。

剪定時期

  • ナツミカン、アマナツ、ハッサクの剪定時期は3月。

  • 枝は年3回、春・夏・秋に伸びる。花芽は前年の春枝(春に伸びた枝)によくつく(1~3月頃)。前年、実がついた枝には花芽はつかない。

  • ナツミカン、アマナツ、ハッサクを剪定する場合は、切り返し剪定はなるべく控えて、込み合った部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にして、樹冠内部までよく日が当たるようにする。

  • 仕立て方には開心自然形などが向く。

  • 隔年結果(着果の多い表年と着果の少ない裏年を交互に繰り返すこと)する場合は、ミカンの隔年結果対策を参考にする。

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