果樹の育て方・栽培方法#37 ネーブルオレンジ・ブラッドオレンジ

育て方・栽培方法
  1. ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジの苗木の植え付け時期は3~4月です。苗木は高さ50~60cmで切り返して植えます。

  2. 摘果は7~8月に行います。

  3. 収穫時期は12~1月(ネーブルオレンジ)と3~4月(ブラッドオレンジ)です。ネーブルオレンジは収穫後、1~3ヶ月、貯蔵して減酸させてから食べます。

  4. 肥料は毎年、3月に有機質肥料、6月と10月下旬から11月上旬に速効性の化成肥料を施します。

  5. 剪定時期は3月です。

ネーブルオレンジの栽培カレンダー
ブラッドオレンジの栽培カレンダー
植え付け収穫開花剪定
果樹名 ネーブルオレンジ・ブラッドオレンジ
種類 柑橘類
科目 ミカン科
栽培適地 関東地方南部以西(ネーブルオレンジは年平均気温が16℃以上で冬の最低気温が-5℃以下にならない地域)
実がなるまで 4~5年
受粉樹 不要
花芽分化 1~3月頃(花芽は混合花芽)

植え付け時期

  • ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジの苗木の植え付け時期は3月下旬から4月上旬。

  • 1本で結実するため、受粉樹は不要。

MEMO

ネーブルオレンジは果頂部が二重果となるのが特徴で、へそ(ネーブルはへその意味)のように見えることから、この名がつきました。

MEMO

ブラッドオレンジはヨーロッパ原産のオレンジで、果皮と果肉にアントシアニンを含むのが特徴です。

おすすめの品種

豊産性で酸の抜けが早い”清家ネーブル”、果肉が赤いブラッドオレンジ”タロッコ”、タロッコより果実は小さいが赤みが強い”モロ”などがあります。

摘果

  • 結実したら、隔年結果を防ぐため、7~8月頃に摘果を行う。

  • ネーブルオレンジでは葉90~100枚あたり1果を残す。摘果では外傷果や小玉果、裂果しやすいへその大きなものを取り除く。

  • ブラッドオレンジ(品種タロッコ)では葉70枚あたり1果を残す。タロッコの場合、大果より小果のほうが、赤みが濃くなる傾向にある。

収穫時期

  • ネーブルオレンジは12月上旬から1月上旬頃に収穫して、1~3ヶ月貯蔵する。一定期間貯蔵することで、減酸されて食味がよくなる。

  • ブラッドオレンジは3月上旬から4月上旬頃に収穫する。

剪定時期

  • ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジの剪定時期は3月。

  • 枝は年3回、春・夏・秋に伸びる。花芽は前年の春枝(春に伸びた枝)によくつく(1~3月頃)。前年、実がついた枝には花芽はつかない。

  • ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジを剪定する場合は、切り返し剪定はなるべく控えて、込み合った部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にして、樹冠内部までよく日が当たるようにする。

  • 仕立て方には開心自然形などが向く。

  • 隔年結果(着果の多い表年と着果の少ない裏年を交互に繰り返すこと)する場合は、ミカンの隔年結果対策を参考にする。

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