ミカンの育て方

栽培カレンダー

ミカンの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称 ミカン
画像
ミカンの写真
科名 ミカン科
分類 常緑樹
結実年数 3~4年
受粉樹 不要
栽培適地 日当たりの良い場所で育てる。関東地方以西の温暖な地域での栽培に適する。最低気温は-5℃まで耐える。適正な土壌pHは5.0~6.0。
花芽分化 1~3月頃。花芽は混合花芽。
植付時期 3月下旬から4月上旬
収穫時期 果皮がオレンジ色に色づいた頃。

おすすめの品種

宮川早生 温州ミカン。果重130g。早生の代表的品種。隔年結果少ない。収穫は10~11月。
小原紅早生 温州ミカン。果重130g。宮川早生の枝変わり。果皮が普通のミカンより紅い。収穫は11月。
石地温州 温州ミカン。果重130g。浮皮が少ない。収穫は11~12月。
寿太郎温州 温州ミカン。果重100~120g。青島温州の枝変わり。浮皮が少ない。収穫は12月。
紀州みかん 紀州ミカン。果重40~50g。紀伊國屋文左衛門が江戸へ運んだとされるミカン。収穫は12月。

生態・特徴

一般にミカンといえば温州ミカン(ウンシュウミカン)のことをいう。ミカンは関東地方以西の温暖な地域での栽培に向くが、柑橘類の中では比較的耐寒性があり、品種を選べば、関東地方以北のあまり暖かくない地域でも栽培ができる。温暖な地域以外で栽培する場合は、熟期の早い品種を選ぶ。ミカンは単為結果性が強く、受粉しなくても結実するため、受粉樹は不要。

植え付け・肥料

苗木の植え付けは3月下旬から4月上旬頃に行う。苗木は高さ50~60cm程度で切り返して植える。肥料は毎年、3月に有機質肥料、6月と10月下旬から11月上旬に化成肥料を与える。

摘果

隔年結果を防ぐために、結実したら摘果を行う。摘果は生理落果後の7月下旬以降に行い、葉25~30枚あたり1果になるよう、傷んだ実や小さい実などを取り除く。

収穫

収穫は果皮が緑色からオレンジ色に色づいた頃に行う。遅くまで果実をつけておくと花芽のつきが悪くなるので、年内には収穫を終えるようにする。

剪定

剪定は3月頃に行う。枝は年3回、春・夏・秋に伸びる。花芽は前年の春枝(春に伸びた枝)の先端付近によくつく。前年、実がついた枝には花芽はつかない。剪定では、込み合う部分の枝を間引いて、樹冠内部まで日が当たるようにする。枝は開くように誘引すると花芽がつきやすくなる。仕立て方には開心自然形などが向く。

ミカンなどの柑橘類はほかの果樹に比べ、隔年結果(着果の多い表年と着果の少ない裏年を交互に繰り返すこと)しやすい。対策として、前年が表年だった場合は、不要枝を間引く程度の軽い剪定にとどめて、花芽をできるだけ残し、前年が裏年だった場合は、切り返し剪定を多めに行い、結果母枝(春枝)を多く発生させるようにする。切り返し剪定をするときは、夏枝・秋枝を切り返す(夏枝は春枝に比べ、節間が広く、葉が大きい。秋枝は貧弱なものが多い)。


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