サクランボの育て方

栽培カレンダー

サクランボの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称 サクランボ
画像
サクランボの写真
科名 バラ科
分類 落葉樹
結実年数 4~5年
受粉樹 必要
栽培適地 日当たりの良い場所で育てる。東北地方以南の冷涼で雨が少ない地域。
花芽分化 7~8月頃。花芽は純正花芽。
植付時期 12月、または3月
収穫時期 開花後40~50日。十分色づいたものから順に収穫する。

おすすめの品種

暖地桜桃 果重4~5g。1本でも結実する。収穫は6月。
佐藤錦 果重6~9g。食味に優れる。代表的品種。収穫は6月。
紅きらり 果重8~9g。1本でも結実する。甘みが強い。収穫は6月。
サミット 果重13g前後。アメリカンチェリー。果皮は黒紫色。カナダで育成。収穫は6~7月。
月山錦 果重12~15g。珍しい黄色いサクランボ。甘みが強い。収穫は6~7月。

生態・特徴

一般に、樹上の果実、または樹自体をオウトウ(桜桃)といい、収穫後の果実をサクランボという。サクランボの栽培種には大別すると、甘果桜桃(カンカオウトウ)と酸果桜桃(サンカオウトウ)、中国桜桃(チュウゴクオウトウ)の3種がある。日本で主に栽培されているのは、甘い甘果桜桃。酸味の強い酸果桜桃はヨーロッパで多く栽培され、ジャムやケーキ、料理などに利用されている。中国原産の中国桜桃は、暖地桜桃という名前で苗木が出回っている。

サクランボは耐寒性があるので、東北地方以南で栽培できる。ただし、暖地では落果しやすく栽培しにくい。また、サクランボは果実の成熟期が梅雨時期と重なり、裂果しやすいため、成熟期に雨の少ない地域が栽培に適している。暖地桜桃は暖地でも栽培しやすい。

サクランボは自家不結実性が強く、ほとんどの品種が自分の花粉では受粉しないので、結実させるには他品種を混植して受粉させる。よく結実させるには、佐藤錦とナポレオン、高砂とナポレオン、紅秀峰と佐藤錦など、相性のよい組み合わせで植えるとよい。サクランボは他品種間でも受粉の相性があり、なかには佐藤錦と南陽などのように交配しない組み合わせもあるので注意する(交配不親和性)。中国桜桃の暖地桜桃は自家結実性があり、1本でもよく結実する。

植え付け・肥料

苗木の植え付けは12月頃、または3月頃に行う。苗木は高さ60~70cmで切り返して植える。肥料は毎年、12月に有機質肥料、3月と収穫後に化成肥料を与える。

受粉

開花したら、5分咲きと満開のときの2回、他品種の雄しべの花粉を筆先につけて、受粉させる花の雌しべにつける人工授粉を行う。

摘果

満開後20日ほどたち、幼果が見えてきた頃、1箇所に2~3果となるよう摘果を行う。摘果では小果や奇形実などを摘み取る。摘果することで果実の肥大もよくなる。

雨よけ

日本では果実の成熟期が梅雨時期と重なる。果実の成熟期に雨が多いと、果実に水分が吸収されて裂果しやすくなるので、梅雨時期は樹全体、あるいは枝をビニールなどで覆って雨よけをするとよい。

収穫

果実は開花後40~50日程度で色づいて成熟期を迎えるので、十分色づいたものから順に収穫をおこなう。収穫期になると鳥に食べられやすいので、被害が目立つときは防鳥ネットをかけて防止する。

剪定

剪定は1月上旬から2月下旬頃に行う。花芽は短果枝によくつく。剪定では込み合った部分の枝を間引き、新梢は先端1/4程度を切り返し、短果枝を発生させる。2~3年実をつけた短果枝は以後の結実が悪くなるので、基部から切り取り更新する。サクランボは太い枝を切ると、切り口から枯れることがあるので、早くから樹形をつくるようにする。仕立て方は変則主幹形、開心自然形、垣根仕立てなどが向く。


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