リーキの育て方

栽培カレンダー

リーキの栽培カレンダー
種まき(関東) 収穫

基本情報

名称リーキ、ポロネギ、セイヨウネギ
画像
リーキの写真
科名ヒガンバナ科
草丈60~90cm
栽培適地日当たりの良い場所で育てる。冷涼な気候を好む。ネギより暑さに強い。寒さにも強く、-10℃にも耐える。適正な土壌pHは6.0~6.5。
発芽適温15~20℃。発芽の最低温度は1~2℃、最高温度は25℃前後。
生育適温
種まき時期3月下旬から4月上旬
収穫時期11月頃(最後の土寄せから1ヶ月後)。軟白部が20cmになった頃。
連作障害あり(1~2年)
収穫量の目安

植付場所

畝のサイズ苗床の場合、幅(上面幅)60cm、高さ10cmの畝を立てる。本畑の場合、畝は立てない(幅60cmの栽培スペースは必要)。
条間種は15cm
株間種は5cm、苗は10cm。
覆土種は5mm(嫌光性種子)

石灰散布量・施肥量

苦土石灰散布量苗床・本畑ともに100g/m2
元肥の施し方苗床の場合、全面施肥。本畑の場合、施さない。
元肥苗床の場合、化成肥料(8-8-8)100g/m2、完熟牛ふん堆肥2kg/m2。本畑の場合、追肥主体で育てるため不要。
追肥苗床・本畑ともに化成肥料30g/m2(1回あたり)

生態・特徴

地中海沿岸地方原産のネギの仲間。別名、ポロネギ、西洋ネギ。フランス語ではポアローという。栽培方法は長ネギとほぼ一緒で、生育中に何度も土寄せをして、葉鞘部を軟白していく。リーキは長ネギと同じく、軟白した葉鞘部(ようしょうぶ)を食用にするが、ネギのような臭いが少なく、甘みがあるのが特徴。緑色の葉の部分は硬いため、食用には向かない。(関連記事:長ネギの育て方

越冬してとう立ちしたリーキの根元には、ニンニクのような形の側球(小鱗茎)ができる。側球は繁殖に利用できるが、リーキの近縁種、グレートヘッドガーリックの場合、根元にできる側球は無臭ニンニクとして利用されることもある。(関連記事:ニンニクの育て方

苗床の準備

苗を作るため、最初に畑に苗床(畝)を作る。種をまく2週間前までに、苗床となる場所をよく耕し、苦土石灰を適量散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。1週間前になったら、元肥を投入して、土とよく混ぜ、畝を作り、苗床にする。

種まき・追肥

種まきは3月下旬から4月上旬頃に行う。苗床に条間15cmでまき溝を作り、そこに種を1cm間隔でまいていく(すじまき)。種は畝の縦方向、横方向、どちらにまいても構わない。発芽後、順次間引いて、株間を5cmにする。追肥は月1回施す。育苗中の除草はこまめに行う。7~8月頃、苗が草丈15~20cm、鉛筆くらいの太さ(7~8mm)に育ったら、苗床から掘り上げて、本畑に植え付けをする。

本畑の準備・植え付け

苗を植え付けるため、畑に幅60cmの栽培スペースを作る(畝は立てない)。苦土石灰は植え付けの2週間前までに、畑に適量散布し、表層の土と混ぜておく(植え溝が崩れやすくなるので畑は耕さない)。追肥主体で育てるため、元肥を施す必要はない。

植え付け当日になったら、栽培スペースの中央に、幅15cm、深さ15cmの植え溝を堀り、植え溝の壁に、苗を株間10cmで立てて並べる。株元に根が隠れる程度の土をかけ、厚さが7~8cm程度になるように、植え溝の中にワラを敷きつめる。植え溝にワラを入れることで、土の通気性を良くする。ワラが入手出来なければ、かわりに腐葉土・干し草などを使用してもよい。1ヶ月後に最初の土寄せをするまで、植え溝はこの状態のままにしておく(埋め戻さない)。

追肥・土寄せ

苗の植え付け後から収穫までに、合計3回の追肥と土寄せを行う。最初の追肥と土寄せは、植え付けの1ヶ月後に行う。株元に追肥を施し、葉の分岐部分のすぐ下まで、土を寄せる(植え溝を埋め戻す)。同様に、植え付けの2ヶ月後に2回目、3ヶ月後に3回目の追肥と土寄せをする。植え溝が埋まったら、その後は、苗の両側から土を盛っていく。葉の分岐部分まで土に埋めてしまうと、生育不良になったり、枯れる原因となる。

収穫

11月頃(最後の土寄せから1ヶ月後)、軟白部が20cmくらいになれば収穫できる。株の側面を掘って、引き抜いて収穫する。


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