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タカナ(高菜)の育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (ふつう) |
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種まき時期 | 9月 |
収穫時期 | 12月~2月 |
タカナの栽培カレンダー
種まき収穫
タカナはこんな野菜
アブラナ科の野菜。生育適温は15~20℃。乾燥に弱い。発芽適温は15~25℃。適正土壌pHは6.0前後。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、1~2年あける。
タカナはカラシナの変種で、葉に辛味があるのが特徴。
品種には、長崎の在来種で葉柄にできるコブが珍味の『こぶ高菜』、葉が赤紫色の『赤大葉高菜』、福岡の在来種で煮ると旨味がでる高菜の仲間『かつお菜』などがある。
タカナの育て方(1) 土作り
畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。
1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、高さ10cmの畝を立てる(全面施肥)。
タカナの育て方(2) 種まき
タカナの種まき時期は9月。
種は株間・条間35~40cmで1箇所5粒の点まきにする。発芽後、順次間引いて、本葉4~5枚になったら1本立ちにする。
タカナの育て方(3) 追肥
追肥(化成肥料30g/m²)は本葉7~8枚になった頃と葉が重なり始めた頃に施す。
タカナの育て方(4) 収穫
タカナの収穫時期は12~2月。
株ごと収穫するか、もしくは、外葉をかき取って収穫する。
翌春、とう立ちしたら、ナバナとして収穫するとよい。とうにも辛味があっておいしい。
タカナのプランター栽培
プランターで栽培する場合は、幅65cmの標準プランターを使用して、2株(株間30cm)を栽培する。