野菜の育て方

カラシナの育て方・栽培方法

カラシナの写真 カラシナ(からし菜)の育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。
栽培難易度 (易しい)
種まき時期 9月
収穫時期 10月~2月
カラシナの栽培カレンダー
種まき収穫
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カラシナはこんな野菜

  • アブラナ科の野菜。生育適温は15~20℃。冷涼な気候を好み、乾燥には弱い。発芽適温は15~25℃。適正土壌pHは6.0前後。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、1~2年あける。

  • カラシナは葉に辛味があるのが特徴。種子はからしの原料にもなる。

  • 品種には、作りやすい豊産種の『葉からし菜』、葉色が赤紫の『コーラルリーフプルーム』、爽やかな辛みが特徴の『わさび菜』などがある。

カラシナの育て方(1) 土作り

  • 畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。

  • 1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、高さ10cmの畝を立てる(全面施肥)。

カラシナの育て方(2) 種まき

  • カラシナの種まき時期は9月。

  • 種は条間15~20cmですじまきにする。発芽後、順次間引いて、本葉5~6枚になったら株間10~20cm(大株にするなら20cm)にする。

カラシナの育て方(3) 追肥

  • 追肥(化成肥料30g/m²)は本葉5~6枚の頃に施す。

カラシナの育て方(4) 収穫

  • カラシナの収穫時期は10~2月。

  • 草丈20cm以上になったら収穫できる。株ごと収穫するか、もしくは、外葉をかき取って収穫する。

  • 翌春、とう立ちしたら、ナバナとして収穫するとよい。とうにも辛味があっておいしい。

カラシナを春まきする場合

  • カラシナは春まきすることもできる。

  • 春まきをするときは、3月下旬から4月上旬頃に種をまく。追肥は必要ない。春まきはとう立ちが早いので注意する(とう立ちが始まったら株ごと収穫する)。

カラシナのプランター栽培

  • プランターで栽培する場合は、幅65cmの標準プランターを使用して、条間10cmの2条まきにする(最終株間10~20cm)。


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