野菜の育て方

ササゲの育て方・栽培方法

ササゲの写真 ササゲの育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。
栽培難易度 (ふつう)
種まき時期 4月下旬~7月上旬
収穫時期 7月~9月
ササゲの栽培カレンダー
種まき収穫
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ササゲはこんな野菜

  • マメ科の野菜。生育適温は20~30℃。10℃以下は生育が停止する。暑さには強いが、寒さには弱い。発芽適温は20~25℃。適正土壌pHは6.0~7.0。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、2~3年あける。

  • ササゲは高温と乾燥に強く、盛夏でも旺盛に生育する。若サヤを利用する品種と乾燥させた種子を利用する品種がある。

  • 品種には、サヤの長さが30~40cmの『十六ささげ』、長さが40~60cmになる『けごんの滝』などがある。

ササゲの育て方(1) 土作り

  • 畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。

  • 1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)50g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、幅60cm高さ10cm(1条まき)の畝を立てる(全面施肥)。畝立て後、黒マルチを張る。

  • マメ科の植物は根に共生する根粒菌が窒素分を供給するので、窒素肥料は控えめにする。窒素肥料を多く与えると、枝葉ばかりが成長して、実がつきにくくなる。

ササゲの育て方(2) 種まき

  • ササゲの種まき時期は4月下旬から7月上旬。

  • 植え傷みしやすいので、通常は直まきする。種は株間30~40cmで1箇所3粒の点まきにする。本葉(小葉3枚からなる複葉)が出たら、2本になるよう間引く(2本立ち)。

  • ポット育苗の場合は、本葉3~4枚になったら、2本立ちのまま定植をする。育苗日数は20~30日程度。

ササゲの育て方(3) 支柱立て

ササゲの育て方(4) 追肥

  • 追肥(化成肥料30g/m²)は開花した頃に施す。

ササゲの育て方(5) 収穫

  • ササゲの収穫時期は7~9月。

  • 若サヤを利用する品種は、開花10~15日後の種子が少し肥大した頃に、ヘタをハサミで切り取って収穫する。収穫が遅れるとサヤがかたくなる。

  • 種子を利用する品種は、サヤが枯れた頃に収穫をする。

ササゲのプランター栽培

  • プランターで栽培する場合は、直径30x高さ30cmのプランターを使用して、1箇所まき(2本立ち)にする。


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