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チョロギの育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (易しい) |
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植え付け時期 | 3月下旬~4月下旬 |
収穫時期 | 11月~12月 |
チョロギの栽培カレンダー
植え付け収穫
この記事の目次
チョロギはこんな野菜
シソ科の野菜。生育適温は15~25℃。乾燥に弱い。発芽適温は15~25℃。適正土壌pHは6.0~6.5。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、2~3年あける。
チョロギは地中にできる塊茎を食用にする。塊茎は長さ3cmほどの巻貝みたいな形をしていて、加熱すると、ゆり根に似た味がする。梅酢で赤く染めて、正月のおせち料理などに使用する。
チョロギの育て方(1) 土作り
畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。
1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、幅60cm高さ10cm(1条植え)の畝を立てる(全面施肥)。
チョロギの育て方(2) 植え付け
チョロギの塊茎の植え付け時期は3月下旬から4月下旬。
株間20~30cm、覆土5cmで塊茎を植え付ける。
チョロギの育て方(3) 追肥
追肥(化成肥料30g/m²)は草丈が10cmになった頃に施して、同時に軽く土寄せをする。
チョロギの育て方(4) 支柱立て
株が成長したら、株の倒伏を防ぐため、支柱を畝のまわりに立てて紐で囲う。
チョロギの育て方(5) 敷きわら
夏になったら敷きわらをして乾燥を防ぐ。
チョロギの育て方(6) 収穫
チョロギの収穫時期は11~12月。
茎葉が枯れはじめたら、株を引き抜いて、収穫をする。塊茎の取り残しには注意する。翌春まで塊茎を保存する場合は、土の中に埋めておく。
チョロギのプランター栽培
プランターで栽培する場合は、直径30x高さ30cmのプランターを使用して、1株を栽培する。
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