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スイスチャードの育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (易しい) |
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種まき時期 | 4月上旬~9月下旬 |
収穫時期 | 5月~12月 |
スイスチャードはこんな野菜
ヒユ科の野菜。生育適温は15~20℃。暑さや寒さに強く、半日陰でも育つ。発芽適温は25℃前後。9~35℃の範囲で発芽する。適正土壌pHは6.0~6.6。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、1~2年あける。
スイスチャードは別名、西洋フダンソウとも呼ばれる。葉柄の色がカラフルなのが特徴。
品種には、カラフルな葉柄色でアクが少ない『ブライトライト』などがある。
スイスチャードの育て方(1) 土作り
畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を150g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。
スイスチャードは酸性土壌に弱い野菜なので、栽培前に苦土石灰を普通の野菜より多めに散布して、適正な土壌酸度になるように土壌の酸度調整をしておく。
1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、高さ10cmの畝を立てる(全面施肥)。
スイスチャードの育て方(2) 種まき
スイスチャードの種まき時期は4月上旬から9月下旬。
種は条間20cmのすじまきにする。本葉が出たら間引きはじめ、本葉5~6枚で株間20cmにする。発芽には5~6日かかる。種は一晩、水につけておくと発芽しやすくなる。
スイスチャードの種(種子の塊)は1粒から複数の芽が出てくることがあるので、多くまきすぎないように注意する。
スイスチャードの育て方(3) 追肥
追肥(化成肥料30g/m²)は本葉5~6枚の頃に施す。
スイスチャードの育て方(4) 収穫
スイスチャードの収穫時期は5~12月。
草丈10~15cmになったら、外側の葉をかき取って収穫する。その後、新しい葉が伸びてくるので、順次収穫する。1株から一度にたくさんの葉をかき取ると株が弱るので注意する。収穫後は追肥を施す。
古くなった葉はアクが強くなり、食味が低下するので、若い葉を選んで収穫する。
スイスチャードのプランター栽培
プランターで栽培する場合は、幅65cmの標準プランターを使用して、条間10~15cmの2条まきにする(最終株間10cm)。