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ゴーヤの育て方・栽培方法です。関東地方を基準にした栽培の手順を紹介します。 |
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栽培難易度 | (易しい) |
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植え付け時期 | 5月 |
収穫時期 | 7月~10月 |
ゴーヤはこんな野菜
ウリ科の野菜。生育適温は20~30℃。暑さや乾燥に強い。発芽適温は25~30℃。適正土壌pHは6.0~7.5。毎年同じ場所で栽培すると連作障害が発生するので、2~3年あける。1株あたりの収穫量は30個程度。
ゴーヤはつる性なので、窓際で育てれば、緑のカーテン(日よけ)としても利用できる。
品種には、風味がよく苦みが少ない『あばしゴーヤ』、真っ白で苦味が少ない『純白ゴーヤー』、重さ500gの超大型『願寿ゴーヤー』などがある。
ゴーヤの育て方(1) 土作り
畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を100g/m²散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。
1週間前になったら、元肥として、牛糞堆肥3L/m²、化成肥料(8-8-8)100g/m²、熔リン50g/m²を均一に施して、土とよく混ぜ、幅60cm高さ10cm(1条植え)の畝を立てる(全面施肥)。畝立て後、黒マルチを張る。
ゴーヤの育て方(2) 植え付け
ゴーヤの苗の植え付け時期は5月。
苗を株間50~60cmで植え付ける。
種から栽培する場合は、ポットに種を2~3粒まいて、本葉2枚になったら1本に間引く。本葉3~4枚になったら定植をする。育苗日数は30日程度。種は一晩、水につけて吸水させると発芽しやすくなる。
ゴーヤの育て方(3) 支柱立て
植え付け後、2mの支柱を立てて、蔓を支柱に誘引する。
ゴーヤの育て方(4) 摘心
本葉5~6枚になったら親蔓を摘心して、子蔓を伸ばす。
ゴーヤの育て方(5) 人工授粉
ゴーヤは雌雄異花だが、露地栽培では自然受粉するため、通常、人工授粉は必要ない。
実つきが悪い場合は、雄花の花粉を雌花につける人工授粉を午前9時までに行うとよい。花の根元に小さな実がついているのが雌花。
ゴーヤの育て方(6) 追肥
追肥(化成肥料30g/m²)は植え付け後、2週間に1回施す。
ゴーヤの育て方(7) 収穫
ゴーヤの収穫時期は7~10月。
開花後15~20日、果実の長さが20cm(品種により異なる)になったものを収穫する。
ゴーヤのプランター栽培
プランターで栽培する場合は、直径30x高さ30cmのプランターを使用して、1株を栽培する。