モモ、ネクタリンの育て方

モモの写真
栽培の概略モモ、ネクタリンは12月~3月に苗木を植え付けて栽培します。収穫時期は6月~8月です。果実が色づいて、よい香りがしてきたら収穫します。ネクタリンはモモの変種です。果皮に毛がないので、果実は皮ごと食べられます。
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栽培カレンダー

モモとネクタリンの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称表記 モモ、桃 / ネクタリン
科名 バラ科
分類 落葉樹
結実年数 2~3年
栽培環境 日当たりの良い場所で育てる。寒さと乾燥には強いが、過湿には弱い。耐陰性が弱く、日陰では枝が枯れやすい。適正な土壌pHは5.0~6.0。
花芽分化 7~8月頃。花芽は純正花芽。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 果実が紅色に色づき、よい香りがしてきた頃。

おすすめの品種

なつおとめ モモ。果重300g。1本でも結実する。収穫は8月(満開後110日前後)。
蟠桃 モモ。果重200g。果実は扁平。西遊記で孫悟空が食べた桃。1本でも結実する。収穫は8月。
西王母 モモ。果重500~600g。特大果。収穫は9月。
ファンタジア ネクタリン。果重200~250g。1本でも結実する。皮ごと食べられる。収穫は8月。
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生態・特徴

  • 中国原産の果樹。
  • モモは夏になると桃色の果実が成熟期を迎える。
  • ネクタリンはモモの変種で、果皮に毛がなく、果実は皮ごと食べられるのが特徴。
  • モモは果肉の白い白肉種が多いが、ネクタリンは果肉が黄色い黄肉種が多い。
  • モモ、ネクタリンは自家結実性があるが、なかには花粉がない(ほとんどない)品種もある。
  • 花粉がない品種を栽培する場合は、受粉樹として花粉の多い品種の混植が必要。
ネクタリンの写真

栽培適地

  • 東北地方中部以南で栽培できる。

モモ、ネクタリンの育て方

植え付け

  • 苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。
  • 苗木は50~60cmの高さで切り返して植える。

肥料

  • 毎年、12月に有機質肥料、収穫後の9月に化成肥料を施す。

摘蕾

  • 蕾がふくらんできたら摘蕾を行う。
  • 摘蕾では上向きの蕾を取り除き、下向きや横向きの蕾を残す。
  • 摘蕾をすることで養分の消耗を抑え、果実の肥大を促進する。

受粉

  • 開花したら、花粉のない品種では、人工授粉を行う。
  • 人工授粉は樹全体の6~7割の花が咲いた頃に行い、花粉の多い品種の花を、花粉のない品種の雌しべにつけて受粉させる。
  • 受粉はアンズやウメ、花モモの花粉でも可能。

摘果

  • 結実後、摘果を2回に分けて行う。
  • 1回目の摘果は満開から3~4週間後に行い、極小果や奇形果、病害虫果などを摘み取る。
  • 2回目の摘果は5月中・下旬頃に行い、最終的に30cm以上の長果枝は2果、20cm前後の中果枝は1果、15cm以下の短果枝は5本で1果を残すようにする。

袋かけ

  • 果実に袋かけをする場合は、2回目の摘果後に行う。
  • 袋かけをすれば、病害虫の被害や雨による裂果を防ぐことができる。

収穫

  • 袋かけをした場合は、収穫の1週間前になったら袋を外し、果実を日光に当て着色させる。
  • 果実が色づいて、よい香りがしてきたら収穫をする。

剪定

  • 剪定は12月上旬から2月下旬頃に行う。
  • 花芽は新梢の葉腋につく(7~8月頃)。
  • 特に中果枝や長果枝に花芽がよくつく。
  • 剪定では込み合う部分の枝や徒長枝などを間引き、樹冠内部に日が当たるようにし、そのほかの枝は先端に葉芽が2~3芽残るように切り返す。
  • モモやネクタリンの剪定では、よく実がつく、中・長果枝を多くつくるようにする。
  • 仕立て方は変則主幹形、開心自然形などが向く。
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