クルミの栽培方法・育て方

クルミの栽培時期

クルミは12~3月に苗木を植え付けて栽培します。東北地方以南の冷涼で雨の少ない地域が栽培に適しています。肥料は毎年、収穫後と12月に施します。収穫時期は9~10月です。熟して落果したものを収穫します。棒などで叩いて落果させても構いません。剪定の時期は12~2月です。

クルミの栽培カレンダー

植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

クルミの基本情報

名称 クルミ
科名 クルミ科
分類 落葉樹
結実年数 4~5年
栽培環境 日当たりの良い場所で育てる。耐寒性は強いが、夏の強い日差しや高温には弱い。
花芽分化 6月頃。花芽は混合花芽。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 外果皮が裂けてきた頃。

生態・特徴

  • クルミは種子の中の子葉の部分を食用にする。子葉の部分は、生食のほか、料理やお菓子の素材などに利用する。

  • 日本では全国にオニグルミやヒメグルミが自生する。

  • クルミは雌雄異花で、同じ株の中で、雄花と雌花が分かれて咲く(実がつくのは雌花)。

  • クルミは自家受粉するが、品種によって、雌花が先に咲く雌花先熟型と雄花が先に咲く雄花先熟型があり、雌花と雄花の開花時期が異なる。単植では結実不良になることが多いので、他品種との混植が必要(風媒によって受粉するので、人工授粉を行う必要はない)。

  • クルミは東北地方以南の冷涼で雨の少ない地域が栽培に適している。暖地では樹勢が強くなりすぎて、花芽がつきにくい。

苗木の植え付け

  • 苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。

  • 苗木は高さ50~60cmくらいで切り返して植える。

  • 大木になるので、植え付け場所はよく考えて決める。

肥料

  • 毎年、12月に有機質肥料、収穫後に化成肥料を施す。

収穫

  • 果実は熟すと、外果皮が裂開して自然に落ちるので、拾い集めて収穫する。

  • 枝をゆすったり、棒などで叩いて落果させてもよい。

  • 収穫した果実は外果皮を取り除き、洗浄、乾燥させたのち、殻を割って利用する。

  • オニグルミは外果皮が裂開せずに落果する。

和くるみ割り器 ほじくるみん付
古沢製作所(Furusawa Seisakujyo)
すごく硬いクルミも割ることができる。実を掻き出す専用の道具付。

剪定

  • 剪定は12月上旬から2月下旬頃に行う。

  • 花芽は新梢の先端付近につく(6月頃)。

  • 幼木のころは、樹冠内部まで日が当たるように、込み合う部分の枝を間引き、新梢は先端1/3程度を切り返す。

  • 実がつくころになったら、切り返し剪定はなるべく控えて、込み合う部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にする。

  • 仕立て方は変則主幹形仕立てが向く。

クルミのおすすめ品種

カシクルミ
花ひろばオンライン
菓子胡桃。別名テウチグルミ。殻が薄く食べやすい品種。
鬼クルミ
園芸ネット
殻が硬い。脂質に富み濃厚な風味。