カリンの栽培方法・育て方

カリンの栽培時期

カリンは12~3月に苗木を植え付けて栽培します。寒さに強いので、北海道南部以南で栽培できます。肥料は毎年、3月と12月に施します。摘果は5~6月に行います。収穫時期は10~11月です。果実が黄色になってよい香りがするようになったら収穫します。剪定の時期は12~2月です。

カリンの栽培カレンダー

植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

カリンの基本情報

名称 カリン
科名 バラ科
分類 落葉樹
結実年数 4~5年
栽培環境 日当たりの良い場所で育てる。雨が少なく、夏に冷涼な気候を好む。
花芽分化 7~8月頃。花芽は混合花芽。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 果実が黄色になり、特有の芳香がするようになった頃。

生態・特徴

  • 中国原産の落葉果樹。

  • 果実は固くて生食に適さないため、主に果実酒に利用される。

  • カリンの果実はマルメロの果実と似ているが、果皮に毛がないのがカリンで、果皮に綿毛が生えているのがマルメロなので見分けがつく(参考:マルメロの栽培方法・育て方)。

  • カリンは自家結実性があり、1本でも結実する。受粉樹は不要。

  • 寒さに強く、北海道南部以南で栽培できる。

苗木の植え付け

  • 苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。

  • 苗木は高さ50~60cm程度で切り返して植える。

肥料

  • 毎年、12月に有機質肥料、3月に化成肥料を施す。

受粉

  • カリンは1本でも結実するが、開花したら筆先で花の雄しべの花粉を雌しべにつけて人工授粉してやると、さらに安定して結実する。

摘果

  • 結実したら、5月下旬から6月上旬頃に摘果を行う。

  • カリンは着果数が少ないので、小果や変形果、病害虫果などを摘み取る程度でよい。

袋かけ

  • 果実に袋かけをする場合は摘果後に行う。

  • 無袋栽培もできるが、袋かけをすれば、病害虫の被害を防ぐことができる。

収穫

  • 収穫は果実が緑色から黄色になって、特有の芳香がするようになった頃に行う。

剪定

  • 剪定は12月上旬から2月下旬頃に行う。

  • 花芽は短果枝によくつく(7~8月頃)。

  • 剪定では込み合った部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にして、樹冠内部までよく日が当たるようにする。

  • 長果枝は先端を切り返して短果枝の発生を促す。徒長枝は間引く。

  • 仕立て方は変則主幹形などが向く。

カリンのおすすめ品種

カリン
花ひろばオンライン
果重300~500g。1本でも結実する。