カリン、マルメロの育て方

カリンの写真
栽培の概略カリン、マルメロは12月~3月に苗木を植え付けて栽培します。収穫時期は10月~11月です。果実が黄色になってよい香りがするようになったら収穫します。果皮に毛がないのがカリンで、綿毛が生えているのがマルメロです。
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栽培カレンダー

カリンとマルメロの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称表記 カリン / マルメロ
科名 バラ科
分類 落葉樹
結実年数 4~5年
栽培環境 日当たりの良い場所で育てる。雨が少なく、夏に冷涼な気候を好む。
花芽分化 7~8月頃。花芽は混合花芽。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 果実が黄色になり、特有の芳香がするようになった頃。

おすすめの品種

マルメロ マルメロ。果重200g。収穫は10月。
カリン カリン。果重300~500g。1本でも結実する。収穫は10~11月。
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生態・特徴

  • カリンは中国原産、マルメロは中央アジア原産。
  • 果実は固くて生食に適さないため、主に果実酒やジャム、ゼリーなどに加工して利用される。
  • カリンは果皮に毛がないが、マルメロは果皮に綿毛が生えているのが特徴。
  • カリンは自家結実性があり、1本でも結実するが、マルメロは自家結実性が弱く、安定して結実させるには受粉樹(他品種)が必要。
マルメロの写真

栽培適地

  • 寒さに強く、北海道南部以南で栽培できる。

カリン、マルメロの育て方

植え付け

  • 苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。
  • 苗木は高さ50~60cm程度で切り返して植える。

肥料

  • 毎年、12月に有機質肥料、3月に化成肥料を施す。

受粉

  • カリンは1本でも結実するが、開花したら筆先で花の雄しべの花粉を雌しべにつけて人工授粉してやると、さらに安定して結実する。
  • マルメロは自家結実性が弱いので、開花したら、確実に結実させるため、他品種の花粉(ナシの花粉でもよい)をつける人工授粉を行う。

摘果

  • 結実したら、5月下旬から6月上旬頃に摘果を行う。
  • カリンは着果数が少ないので、小果や変形果、病害虫果などを摘み取る程度でよい。
  • マルメロは小中果種で葉40枚あたり1果、大果種で葉60枚あたり1果を目安に残し、ほかは摘果する。

袋かけ

  • 果実に袋かけをする場合は摘果後に行う。
  • 無袋栽培もできるが、袋かけをすれば、病害虫の被害を防ぐことができる。

収穫

  • 収穫は果実が緑色から黄色になって、特有の芳香がするようになった頃に行う。

剪定

  • 剪定は12月上旬から2月下旬頃に行う。
  • カリンの花芽は短果枝によくつく(7~8月頃)。
  • マルメロの花芽は新梢の先端付近によくつく(7~8月頃)。
  • 切り返し剪定はなるべく控えて、込み合った部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にして、樹冠内部までよく日が当たるようにする。
  • 徒長気味の長い枝は、先端1/3程度を切り返して短果枝の発生を促す。
  • 仕立て方は変則主幹形などが向く。
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