カラシナ、タカナの育て方

カラシナの写真
カラシナは3月~4月(春まき)と9月~10月(秋まき)、タカナは9月(秋まき)に種をまいて栽培します。収穫時期は5月~6月と11月~3月です。カラシナは草丈20cm以上になったら収穫します。タカナもカラシナの一種です。

栽培カレンダー

[カラシナ]
カラシナの栽培カレンダー
[タカナ]
タカナの栽培カレンダー
種まき(関東) 収穫

基本情報

名称カラシナ / タカナ
科名アブラナ科
栽培適地日当たりの良い場所で育てる。カラシナは冷涼な気候を好む。タカナはカラシナよりもやや温暖な気候を好む。適正な土壌pHは6.0前後。
発芽適温15~25℃。
生育適温15~20℃
収穫時期カラシナは草丈20cm以上になった頃に収穫する。タカナを年内どりする場合は、株が十分に大きくなった頃、株元から切り取って収穫する。翌春に収穫する場合は、外葉から少しずつ、かきとって収穫する。
株間カラシナは10~20cm(若どりする場合は10cm、大株にする場合は20cm)。タカナは35~40cm。
覆土5mm(光好性種子)
連作障害あり(1~2年空ける)
収穫量の目安

主な品種

三池タカナ タカナの代表的品種。葉は濃緑色で、先端は赤紫色を帯びる。
雲仙こぶタカナ 長崎県雲仙市で作られる。葉柄の内側にコブができる。
かつお菜 福岡県博多地方の在来種。独特の風味があり、煮物などに。
黄カラシナ 葉が大きく辛味が強い。種子はからし粉として利用できる。
わさび菜 わさびに似た辛味があり、サラダのほか肉料理にも。
葉カラシナ 濃緑色の大葉でさわやかな辛味。花茎は浅漬に。
リアスカラシナ 葉は緑色で刻みが深い。草勢強く栽培容易。
赤リアスカラシナ 葉は赤紫色で刻みが深い。草勢強く栽培容易。
サラダカラシナ 葉は鮮緑色。大株から小株まで好きな大きさで収穫できる。
赤サラダカラシナ 葉は赤紫色。大株から小株まで好きな大きさで収穫できる。

生態・特徴

カラシナ(からし菜)は野沢菜やタカナなどと同じ漬菜の仲間で、ピリッとした特有の辛味と香りがある葉を漬物などに利用する。カラシナは種子にも辛味があり、乾燥させた種子はからしの原料となる。

タカナ(高菜)は九州地方を中心に古くから栽培されているカラシナの一種で、カラシナ類特有の辛味を生かして、漬物などによく用いられる。タカナには多くの在来品種があり、主な品種には、三池タカナ、紫タカナ、長崎タカナ、かつお菜などがある。そのほか、結球する結球タカナ、葉柄の内側にコブができるコブタカナなどもある。

タカナの写真

カラシナ、タカナの育て方

種まき・追肥

カラシナの種まきは3~4月(春まき)と9~10月(秋まき)に行う。発芽後、子葉が展開したら間引き始め、本葉5~6枚で1箇所1本になるよう間引く。追肥は春まきでは必要ないが、秋まきでは本葉5~6枚の頃に追肥する。

タカナの種まきは9月頃(秋まき)に行う。幼苗期は暑さや寒さに強いので、カラシナよりも早く種まきができる。発芽後、子葉が展開したら間引き始め、本葉4~5枚で1箇所1本になるよう間引く。追肥は本葉4~5枚の頃とその1ヵ月後に行う。

収穫

カラシナは長日条件で花芽分化するため、春まきの場合、とう立ちが早い。そのため、春まきでは、草丈が20cm以上になったら、株元を切り取って株ごと収穫する。秋まきでは草丈20cm以上になったら、外葉から随時、かきとって収穫すると長期間収穫が楽しめる。春にとう立ちして、蕾が見え始めたら、先端の茎葉を摘み取れば菜花(なばな)のように食べることもできる。種子を採取する場合は、開花してサヤが褐色になった頃に茎ごと摘み取り、乾燥させる。種子はすって辛子として利用できる。

タカナを年内どりする場合は、株が十分に大きくなった頃、株元から切り取って一斉に収穫する。冬越しして、翌春に収穫する場合は、外葉から少しずつ、かきとって収穫すると、春先まで長く収穫が楽しめる。気温が5℃以上あれば、冬でも成長し大株に育つ。タカナは長日条件で花芽分化するので、春にとう立ちして花蕾が見えてきたら、株ごと収穫をする。とう立ちした花蕾もナバナ(菜花)として食べることができる。

プランター栽培

カラシナをプランターで栽培する場合は、深さ15cm以上あるプランターを用いる。タカナをプランターで栽培する場合は、幅60cmのプランターで3~5株が目安。

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