カキの育て方

カキの写真
栽培の概略カキは11月~12月または3月に苗木を植え付けて栽培します。収穫時期は9月~12月です。果実がオレンジ色に色づいた頃に収穫します。カキには甘柿と渋柿があります。甘柿はそのまま生食できますが、渋柿は渋抜きが必要です。
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栽培カレンダー

カキの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称表記 カキ、柿
科名 カキノキ科
分類 落葉樹
結実年数 4~5年
栽培環境 日当たりの良い場所で育てる。適正な土壌pHは5.5~6.0。
花芽分化 7~8月頃。花芽は混合花芽。
植付時期 11月中旬から12月下旬、または3月
収穫時期 果実がオレンジ色に色づいた頃。

おすすめの品種

太月 渋柿。果重450g。果汁多く食味良好。収穫は11月。
禅寺丸 不完全甘柿。果重100~130g。雄花あり。受粉樹に適する。収穫は11月。
富有 完全甘柿。果重180~220g。甘柿の代表的品種。収穫は11月。
太秋 完全甘柿。果重350~400g。雄花あり。収穫は11月。
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生態・特徴

  • カキには甘柿と渋柿がある。
  • 甘柿には、受粉して種が多く入るほど甘くなる「不完全甘柿」と、種が入っても入らなくても、常に甘くなる「完全甘柿」がある。
  • 渋柿には、種が入ってもごく一部しか渋が抜けない「不完全渋柿」と、種が入っても常に渋い「完全渋柿」がある。
  • 甘柿はそのまま生食できるが、渋柿は渋抜きが必要。
  • カキの花には雌花、雄花、両性花がある。
  • 雌花は大きい花が単体で咲き、雄花は小さい花が3つ1組(3つ以外のときもある)になって咲く。
  • カキには雄花をつけない品種もある。
  • 雄花をつけない品種を栽培する場合は、雄花をつける品種を受粉樹として植える必要がある。
  • 単為結果性の強い一部の品種(次郎、平核無、愛宕など)では、受粉樹は必要ない。

栽培適地

  • 渋柿は東北地方以南で栽培できる。
  • 甘柿は気温が高い地域でないと渋の抜けが悪いので、関東地方以西の温暖な地域が栽培に適している。

カキの育て方

植え付け

  • 苗木の植え付けは11月中旬から12月下旬頃、または3月頃に行う。
  • 苗木は60~70cmの高さで切り返して植える。
  • カキの根は黒いのが特徴。

肥料

  • 毎年、12月に有機質肥料、7月と収穫後に化成肥料を施す。

摘蕾

  • 開花の10日ほど前になったら、摘蕾を行う。
  • 蕾が1枝1個になるように、小さな蕾や上向きの蕾を摘み取る。
  • 雄花は受粉に必要なので摘み取らないようにする。

受粉

  • 着果を確実にする場合は、開花後3日以内に雄花の花粉を雌花につける人工授粉を行う。

摘果

  • 生理落果が終わる7月になったら、葉20~25枚に対して1果となるように摘果を行う。
  • 変形果や病害虫果を果梗から切り取る。

収穫・渋抜き

  • 収穫は果実がオレンジ色に色づいた頃に行う。
  • 渋柿の場合、渋抜きをするには、焼酎など35度以上のアルコール(エタノールでも可)にヘタの部分を浸したあと、ポリ袋に柿を入れて空気を抜いて密封し、20℃前後の室内に置いておくと1週間程度で渋が抜ける。
  • 40~42℃のお湯に半日~1日浸けておいても渋は抜ける(湯ぬき)。

剪定

  • 剪定は1月上旬から2月下旬頃に行う。
  • 花芽は新梢の先端付近につく(7~8月頃)。
  • 剪定では間引き剪定を主体にする。
  • 徒長枝や込み合った部分の枝を間引き、樹冠内部までよく日が当たるようにする。
  • 前年、実がついた枝には実がつかない(つきにくい)ので、前年、実がついた枝は先端を切り返し、新梢を発生させる。
  • 花芽のついた枝先は切り返さないよう注意する。
  • 仕立て方は開心自然形、変則主幹形などが向く。
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