イチゴの育て方

イチゴの写真
イチゴは10月~11月に苗を植え付けて栽培します。収穫時期は5月~6月です。実が赤くなって熟したら収穫します。初夏に収穫する一季成り品種が一般的ですが、秋まで収穫できる四季成り品種もあります。

栽培カレンダー

イチゴの栽培カレンダー
植え付け(関東) 収穫

基本情報

名称 イチゴ
科名 バラ科
栽培適地 日当たりのよい場所で育てる。寒さには強い。適正な土壌pHは5.5~6.0。
発芽適温 20℃前後(種子)
生育適温 17~20℃
植付時期 10月中旬から11月上旬
収穫時期 開花後30~40日。実が赤く熟したとき。
連作障害 あり(1~2年)
収穫量の目安 1株あたり10個

植付場所

株間 30cm
条間 30~40cm(千鳥植え)

石灰散布量・施肥量

苦土石灰散布量 100g/m2
元肥の施し方 全面施肥
元肥 化成肥料(8-8-8)100g/m2、ようりん50g/m2、完熟牛ふん堆肥2kg/m2
追肥 化成肥料30g/m2(1回あたり)

おすすめの品種

おおきみ 果重20g。大果。病気に強い。
とちおとめ 果重15g。果実は鮮赤色で光沢が強い。人気の品種。
桃薫 果実はピンク色。桃に似た芳醇な香り。
めちゃデカッ!いちご 四季成り性。耐暑性に優れる。大きなイチゴがたくさんなる。

生態・特徴

バラ科の多年草。イチゴは秋に苗を植えて越冬させ、初夏に収穫をする。春になると、株からはランナー(ほふく枝)が発生し、先端部に子苗ができるので、収穫後、その子苗を育てて、秋に植える苗にする。

品種には一季成り性品種のほかに、四季成り性品種がある。四季成り性品種では、夏から秋にかけての収穫もできる。

イチゴの育て方

土作り・畝立て

畑は使用する2週間前までに耕し、苦土石灰を適量散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。1週間前になったら、元肥を投入して、土とよく混ぜ、高さ15~20cmの畝を立てる(全面施肥)。

植え付け・管理

苗の植え付けは10月中旬から11月上旬頃に行う。苗を植え付けるときは、成長点のある株元(クラウン)が土に埋まらないようにする。イチゴの花房(実)は親株側ランナーの反対方向につくので、苗にランナーの跡がある場合は、ランナーの反対方向を通路側に向けて植えると、収穫がしやすくなる。

翌春、株が成長を始めたら、傷んだ葉を取り除き、実が汚れないよう、株元にワラなどを敷く。

追肥

追肥は2月下旬と3月下旬頃に施す。

受粉

受粉不良でいびつな果実になるのを防ぐため、開花したら、雄しべの花粉が花の中央にある雌しべにつくように、筆先でまんべんなく雄しべと雌しべをなでる人工授粉を行う。

収穫

収穫は開花から30~40日程度、実が赤くなって熟した頃に行う。収穫中(開花中)に伸びたランナーは実を充実させるために、早めに摘み取る。

苗づくり

収穫を終えたら、ランナーから発生する子苗を育成して、秋に植えるための苗をつくる。同じ株で収穫を続けると、ウイルスに汚染され、果実が小さくなる場合があるので、イチゴの栽培では毎年、株を更新するのが一般的(親株は継続使用しない)。

親株からランナーが伸びてきたら、ポットなどに受けて、Uピンで固定して子苗を根付かせる。子苗が本葉3~4枚になったら、親株側のランナーは2~3cm残してカットして、子苗側のランナーは付け根でカットする。親株から一番近い子苗は大きくなりすぎているので使用しないで、2番目以降にできる子苗を使用する。子苗はそのままポット、もしくは畑に仮植え(株間10~15cm)して育苗し、秋になったら定植をする。

コンテナ栽培

幅65cmの標準プランターを使用する場合は3株を植える。

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