スグリ・フサスグリの育て方

栽培カレンダー

スグリ(グーズベリー)、フサスグリ(カラント)の栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 開花 収穫

基本情報

名称 スグリ、グーズベリー / フサスグリ、カラント
画像
スグリ(グーズベリー)の写真フサスグリ(カラント)の写真
科名 ユキノシタ科
分類 落葉樹
結実年数 2~3年
受粉樹 不要
栽培適地 日当たりの良い場所で育てるのがよいが、半日陰でも育つ。夏に冷涼な気候を好むため、関東地方以北での栽培に適する。耐寒性は非常に強く、-35℃にも耐える。スグリの適正な土壌pHは5.0~6.5、フサスグリは5.5~7.0。
花芽分化 7~8月頃。スグリは混合花芽、フサスグリは純正花芽。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 果実が色づいた頃。

おすすめの品種

ピクスウェル アメリカスグリ。小果。果実は赤紫色。暑さに強い。収穫は7~8月。
ロンドンマーケット アカフサスグリ。大果。収穫は7月。
ボスクープジャイアント クロフサスグリ。大果。収穫は7~8月。

生態・特徴

スグリはブッシュ状に育つ樹高1.5m前後のトゲのある低木で、別名グーズベリーと呼ばれる。果実は生食できるが、主にジュースやジャムなどに加工して利用される。スグリには、ヨーロッパ原産のオオスグリとアメリカ原産のアメリカスグリがある。オオスグリは果実が大きいが、うどんこ病にかかりやすい。一方、アメリカスグリは果実は小さいが、うどんこ病にも強い。果実を生食する場合は、味がよく大果のオオスグリが向く。

フサスグリもスグリと同じ、ブッシュ状に育つ低木だが、トゲはなく、果実は房状につくのが特徴。別名カラントと呼ばれる。果実の利用は加工用が主。フサスグリには、赤い実をつけるアカフサスグリ(レッドカラント)、黒い実をつけるクロフサスグリ(ブラックカラント)、白い実をつけるシロフサスグリ(ホワイトカラント)などがある。クロフサスグリはカシスと呼ばれることもある。

スグリもフサスグリも、耐寒性は強いが、暑さには弱いため、関東地方以北での栽培に適している。暖地では花芽のつきが悪くなるため、暖地では半日陰となるような場所で栽培するとよい。自家結実性があり、1本でも結実するので、受粉樹は必要ない。

植え付け・肥料

苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。植え付け時の苗木の切り返しは必要ない。肥料は毎年、3月に有機質肥料を与える。

収穫

スグリの場合、果実がやわらかくなって、色づいたもの(品種により、緑白色や赤紫色などがある)から順に収穫を行う。アカフサスグリの場合は、房全体が色づいたら、房ごと切り取って収穫する。クロフサスグリの場合は、色づいた果実から順に収穫する。果実は傷みやすいので、収穫後はすぐに生食するか、加工して利用する。

剪定

剪定は1月上旬から2月下旬頃に行う。花芽は新梢の葉腋につく。剪定では込み合う部分の枝を間引いて、日当たりと風通しをよくする。3~4年収穫したシュート(株元から出る枝)は、花芽がつかなくなってくるので、株元から切り取り、新しいシュートに更新する。仕立て方は株仕立てなどが向く。


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