イチジクの育て方

栽培カレンダー

イチジクの栽培カレンダー
植え付け(関東) 剪定 収穫

基本情報

名称 イチジク
画像
イチジクの写真
科名 クワ科
分類 落葉樹
結実年数 2~3年
受粉樹 不要
栽培適地 日当たりの良い場所で育てる。過湿に弱い。東北地方南部以南で栽培できる。
花芽分化 5月頃から始まる。
植付時期 12月上旬から3月下旬
収穫時期 果実の先端が割れて、やわらかくなった頃。着果後75~80日程度。

おすすめの品種

桝井ドーフィン 夏秋兼用種。果重は夏果150g、秋果80~110g。代表的品種。収穫は7月と8~10月。
ホワイトゼノア 夏秋兼用種。果重60~80g。耐寒性が強い。収穫は7月と8~10月。
ゼブラスイート 秋果専用種。果重40~50g。果実に縞模様が入る。観賞用にも。収穫は8~10月。
ロードス 秋果専用種。果重30~90g。最高糖度30度。とても甘い。収穫は8~10月。
蓬莱柿 秋果専用種。果重50~100g。耐寒性が強い。収穫は9~11月。

生態・特徴

イチジクの花は果実の内側に咲き、外からは見えないため「無花果」と呼ばれる。イチジクには夏果専用種、秋果専用種、夏秋兼用種がある。夏果専用種は果実が6~7月の梅雨時期に熟し(果実が傷みやすいので注意)、秋果専用種は果実が8月以降に熟す。夏秋兼用種は果実が両方の時期に熟す。

イチジクは東北地方南部以南で栽培ができる。寒冷地では耐寒性の強い、蓬莱柿などの品種を選ぶと良い。単為結果するため、受粉樹は不要。

植え付け・肥料

苗木の植え付けは12月上旬から3月下旬頃に行う。苗木は高さ50~60cmで切り返して植える。肥料は毎年、12月に有機質肥料、5月下旬から6月上旬と8月に化成肥料を与える。

収穫

収穫は実の先端が割れて、やわらかくなったものから順に行う。果実は枝の基部のほうから先に熟していく。通常、着果後75~80日程度で成熟する。果実の成熟を早める場合は、果皮が黄緑色になった頃に、果実の先端の穴(目)に植物油(サラダ油やオリーブオイルなど)を1~2滴注入すると、1週間ほど早く収穫することができる(オイリング)。

剪定

イチジクの結果習性は一般的な落葉果樹とは異なる。花芽分化(花序分化)は5月頃から始まり、花芽はその年に伸長するすべての新梢の葉腋(基部1~3節を除く)につく。秋果は新梢についた花芽が成長して果実となり、その年の8月以降に熟期を迎える。夏果は新梢の先端部についた花芽が越冬後、成長して果実となり、6~7月に熟期を迎える。

剪定は12月上旬から2月下旬頃に行う。秋果専用種の場合、新梢を2~3芽残して切り返す。夏果専用種は枝を切ると実がつかないので、込み合った部分の枝を間引く、間引き剪定を主体にする。夏秋兼用種は全体の半分の枝は切らずにそのまま残し、もう半分は新梢を2~3芽残して切り返す。枝を切るときは、節と節の中間で切るようにする。仕立て方には、樹高を低く抑える一文字仕立てや杯状仕立てなどが向く。


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