タマネギの育て方

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栽培カレンダー

タマネギの栽培カレンダー
種まき(関東) 収穫

基本情報

名称タマネギ
画像
タマネギの写真
科名ユリ科
草丈50~60cm
栽培適地日当たりのよい場所で育てる。冷涼な気候を好む。寒さには強いが暑さには弱い。適正な土壌pHは6.3~7.8。
発芽適温15~25℃。発芽温度は4~30℃。
生育適温20℃前後。25℃以上は生育が悪くなる。
種まき時期9月
収穫時期5月中旬から6月中旬。全株の8割の株の葉が倒れた頃。
連作障害少ない
収穫量の目安1株あたり200~300g

植付場所

畝のサイズ苗床・本畑、共に畝幅(上面幅)60~90cm、畝の高さ10cm。
条間種は10cm。苗・子球は20~30cm。
株間種は3cm。苗・子球は12~15cm。
覆土種は5mm。苗は根元が2cm埋まる程度。子球は頭が少し見える程度。

石灰散布量・施肥量

苦土石灰散布量苗床・本畑、共に100g/m²
元肥の施し方苗床・本畑、共に全面施肥
元肥苗床・本畑、共に化成肥料(8-8-8)100g/m²、ようりん50g/m²、完熟牛ふん堆肥2kg/m²
追肥苗床・本畑、共に化成肥料30g/m²(1回あたり)

主な品種

品種
特性
ハイゴールド1号 極早生。一球約240~300g。球そろいのよい多収品種。
チャージ2 極早生。一球約300~350g。辛味が少なくサラダにも向く。
ソニック 早生。一球約320g。病気に強く、生育旺盛で栽培しやすい。
O・P黄 中生。12月末までの吊り貯蔵が可能。一球320gの大玉。
アトン 中生。大玉栽培で一球600gにも。辛みが少なく甘みが強い。
湘南レッド 中晩生。辛みや刺激臭が少ない生食用赤タマネギ。
猩々赤 中晩生。一球約320gの生食用赤タマネギ。サラダに適する。

生態・特徴

タマネギ(玉ネギ)は通常、秋まきで栽培をする(北海道は春まき)。9月に種まきをして、翌年の5~6月に収穫するため、栽培期間は約8ヶ月間と長め。球の肥大は気温の上がる春から始まる。加熱すると甘みが出るため、炒め物や煮物などに利用されることが多いが、サラダなど生食にも利用される。生食に適したサラダ用の品種もある。

苗床の準備

タマネギ栽培では苗を作るため、最初に畑の一画に苗床(畝)を作る。種をまく2週間前までに、苗床となる場所をよく耕し、苦土石灰を適量散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。1週間前になったら、元肥を投入して、土とよく混ぜ、畝を作り、苗床にする。

種まき・追肥

種まきは9月頃に行う(秋まき)。苗床に条間10cmでまき溝を作り、そこに種を1cm間隔でまいていく(すじまき)。種は畝の縦方向、横方向、どちらにまいても構わない。発芽には5日程度かかる。発芽後、本葉が出たら間引き始め、本葉2~3枚で株間を3cmにする。追肥は本葉2~3枚のときに施し、かるく土寄せをする。育苗中の除草はこまめに行う。コンテナやセルトレイに種をまいて、育苗してもよい。

播種後60日程度、苗が草丈20~25cm、鉛筆ほどの太さ(7~8mm)に育ったら、苗床から掘り上げて、本畑に定植をする(11月頃)。秋になると、タマネギの苗がホームセンターや種苗店などで販売されるので、それを購入してもよい。

本畑の準備

苗を植え付けるため、畑に畝を立てる。植え付ける2週間前までに、畑をよく耕し、苦土石灰を適量散布して、土とよく混ぜておく(土壌酸度の調整)。1週間前になったら、元肥を投入して、土とよく混ぜ、畝を立てる。

タマネギ栽培ではマルチを使用しての栽培がおすすめ。マルチを使用しなくても栽培はできるが、マルチを使用すれば、労力のかかる除草作業を省くことができる。タマネギ用の黒マルチ(15cm間隔で穴のあいたもの)はホームセンターや種苗店などで販売されている。

植え付け・追肥・管理

苗の植え付けは11月頃に行う。苗は根元が隠れる程度に植える(深植えはしない)。葉が分岐しているところは土に埋めないようにする。苗が太すぎると春にとう立ちしやすくなり、細すぎると冬に寒さで枯死しやすくなるので、適切な太さの苗(太さ7~8mm程度)を選んで植えることが大切。追肥は2月下旬と3月下旬に施す(4月以降は追肥しない)。冬に霜柱で苗が浮いたら、株元を足で踏み固める。春になると雑草が生えてくるので、マルチをしていない場合は、こまめに除草する。

収穫

収穫は5月中旬から6月中旬頃、全体の8割の株の葉が倒れてきた頃に行う。タマネギは収穫適期になると(成熟すると)、自然に葉が倒れる。株を引き抜いたら、そのまま畑に並べて2~3日、乾燥させる。保存する場合は、4~5株の葉をまとめて縛って1束にして、風通しのよい日陰(軒下など)に吊るしておく。一般に早生種より中晩生種のほうが長期保存に向く。

子球から栽培する場合

タマネギは種や苗から栽培する以外に、子球からも栽培することもできる。タマネギの子球を晩夏に植え付け、晩秋から冬にかけて収穫する栽培方法をオニオンセット栽培という。夏になると、ホームセンターや種苗店などで直径2~3cmほどのタマネギの子球(ホームタマネギ)が出回るようになる。

オニオンセット栽培をする場合は、8月下旬から9月上旬頃に子球を畝に植え付ける。追肥は9月下旬から10月上旬頃に施す。収穫は植え付けから100日程度が目安。8月下旬頃に子球を植えつければ、12月頃に収穫できる。

プランター栽培

プランターで栽培する場合は、深さが20cm以上あるプランターを用いて、条間・株間10~12cmで植える。


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